あの人の素敵を伝えたい
平成生まれの方はご存じないかも知れませんが、私はイギリス映画の「小さな恋のメロディ」が大好きで、これまで劇場で14回以上見ています。テレビの再放送を含めるとどれだけ見ていることか。
少年少女の瑞々しい純愛ストーリーを柱に、大人と子どもの価値観の違いや、貧富の差などを織り混ぜたタイトル通り、小さな恋の物語で、ビージーズの美しいメロディーが心に残る素敵な作品でした。
私は多感な高校時代、主演のマークレスターの大ファンでした。
その後、中村雅俊さん、織田裕二さんのファンになり、今は何故か、大泉洋さんが好きなタレントです。
超イケメンでも、超かっこいいわけでも、大人の知的さが溢れ出ているわけでもないのに、とても気になる不思議なキャラクターのタレントさんです。大泉さん、ごめんなさい。でも大好きなんです。
今日は、全く個人的な感覚で私が思う大泉洋さんの素敵を書かせて頂きます。
私は大泉洋さんのトークが大好きです。どんな場所にいてもひるまないで、自分の価値観でしゃべり、どんな場所でも自分の空気感を作ってゆく、あの独特のトーク術は私が言うまでもなく、多くの人たちが納得だと思います。
でもそれは自由に話しているようで、相手を傷つけることなく、程よくその人にスポットをあてつつ、ほんの少しだけかすりそうなトークのデッドボールを投げる。それが少しも嫌みがないのです。
大人でありながら、まるで小学生のいたずら坊主のような、雰囲気を持ってトークしています。自分の事をしゃべっていても嫌みにならない、本当に不思議なキャラクターだと思います。
先日、愛媛で「チームナックス」のお芝居を観に行きました。5人のメンバーそれぞれが存在感を放っていて、本も良く、演出も面白く、楽しめるものでした。
舞台挨拶でそれぞれが短くコメントしましたが、各々個性的でした。
大泉洋さんは、ぼやきのようなご挨拶でしたが、それもまた大泉洋さんの個性が出ていました。
もちろん舞台での演技もとても自然体で私はこれまで以上に、大泉洋さんのファンになりました。
嫌みなく自己表現をしながら、相手をたてて話を盛り上げるそれは私の会話のテーマです。
【毎日がバトル:山田家の女たち】
《あんたに影響されて私も好きになるんよ》
リビングでくつろいでいるばあばに無理やりトークした時の会話です。
「大泉洋さん、私も好きで見よるよ、紅白の司会もしたけんねー、すごいわい、織田裕二さんはあんたと一緒にコンサートに行ったねー、かっこよかったわい、あれから私はファンになったんよ、中村雅俊さんも若い頃コンサートに行ったねー、背が高くてねーかっこよかったわい」
「やっぱり、私と一緒に行って、実物におうたらまた好きになるんよね、お母さんはちなみに誰のファン」
「私は・・・、最近は・・・・、北大路欣也さんよ、ビールを美味しそうに飲みよるし、青天を衝けで徳川家康になっとろ・・・、あの貫禄は若者には出せんわい」
母が北大路欣也さんのファンというのは初めて知りました。好きな人の話をしている時はみんなキラキラしています。
【ばあばの俳句】
自画像はとある五月の胸の内
私の母は毎朝、自分の顔を拡大鏡で見ながら自画像を描いています。聞いてみると、前の日の食事や睡眠はもちろん、その日の心模様で、顔は毎日毎日違っていて、その変化が自分でも面白いそうです。
その日のその時の胸の内が顔に表れているので、日々描くのが楽しく、学びになると言います。この自画像は、五月のとある日の母の心を表しているのです。面白い俳句が誕生しました。
▽「ばあばの俳句」「毎日がバトル:山田家の女たち」と20時前後には「フリートークでこんばんは」も音声配信しています。お聞きいただければとても嬉しいです。
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私のアルバムの中の写真から
また明日お会いしましょう。💗
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