自然な呼吸をしていないことに気づいた
自然の呼吸:アロカヤサラ(1995)
この作品と出会ってから、呼吸を常に意識するようになった。自然な呼吸が出来てないことに気付いた。
これは、4本の縦に重なった金属の箱の上に肺を模した物がぶら下がってる作品。
金属の箱の中にはハーブが入っており、作品に近づくと様々ハーブが混ざり合った香りが強くなっていった。
正直、音声ガイドで説明を受けないとハーブが入ってて匂いがあるとは気付かなかった。
作品から呼吸を促され、自然と深呼吸が出来て、緊張で硬直した体から力が抜けた気がした。
その感覚を忘れたくなくて、自然な呼吸をしたくて、今日も肩の力が抜くようにひたすら深呼吸している。
森美術館で開催されている、地球のまわる音を聴く:パンデミック以降のウェルビーイングへ。
パンデミック(コロナ禍)以降の新しい時代に、私たちはどのように生きていけばよいのか、ウェルビーイングとは何か、を現代アートから考察するのことがざっくりしたテーマ。
まあつまり、今後どうやって心も体も幸せに生きようかという話。
幸せって人それぞれ思うことが違くて本当に難しい。一人ひとり考え方は違うから、幸せだって人それぞれ。自分の幸せが他人と一緒とは限らない。
同じ幸せの価値観であったとしても、状況によって大きく変わる。患ったり、歳を取ったり、周りの環境だけでもガラっと変わってしまうのが、幸せだと思います。
自分がパッと思い浮かぶ幸せ。
それは、まず自分が常に楽しくいれること。これは大前提。プラスで生涯大切にしたい人、仲良くしたい人が楽しく過ごしてること。
正直、自分は身体の一部が不自由になったことはないから断言できないけど、健康状態関係なく自分がその時その時後悔なく楽しめていれば、幸せかなと。
実際自分が肢体不自由とかになったら、初めの1〜2ヶ月くらいは受け入れられないかもしれないけど。
まあ経験したことないことはどうなるか分からないから仕方ないけど。
はあ〜福祉も勉強してたけど、難しいねえ。
じゃあ、どうやって幸せを感じて、維持していくかってことなんですけど。
私としては、パンデミックだからと、これを理由にせず自分自身が心から楽しそう!と思う選択をしていくことかなと。
今後も何があるかわからないけど、どんなに世の中が混乱したとしても、まずは当たり前な日常を大切にした上で、楽しくて後悔しない選択をしていきたいと思いました。
まあ当たり前じゃん!って思う人もいると思うけど、そんな当たり前を大切にしたいですね。
余談ですが、現代アートって結構難しい。
最近少しずつ現代アートの展示を見に行くようになったけど、どんなに想像しても何も分からん。分からないからこそいいってこともあるかもしれないけど。
五感を駆使して、想像力を高めていきたいですね。
作品の意図をなんとなくでもいいから読み取れるようになりたいなぁ。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?