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「ビジネスメールで先方の名前を間違っちゃっていた場合の対処法」について
ぼくは今、猛烈に悩んでいます。
すでに知り合って3年以上も経っており、下手すりゃ100回近くものメールのやりとりを交わしてきた
「音部(おとべ)」さんの名前を、
これまでず〜〜〜〜〜っと…
「乙部様」
…と打ち間違え続けてきたことに、ひょんなきっかけでつい最近気づいてしまったのです。
サムネールに挙げた「伊東さん」のケースは、言ってもたかがまだ知り合って1ヶ月(※たとえ1ヶ月でも…いや、一度っきりの誤記でも十分に失礼な話なんですけどw)──しかも、伊東さんに関してはご自身から勇気を出して(?)、追伸としてぼくのミスを指摘
してくださったから、
「うわ! マジですか!? 心の底からお詫びいたします! まことに、まことに申し訳ございませんでしたm(__)mm(__)mm(__)m」
…と、フランクながらも相当クドめなお詫び顔文字でどうにか事無きを得ました(※本当に事無きを得ているのか?)。しかし、音部さんにいたっては
1ヶ月どころか3年であります!
もちろん、本人は十中八九かなり早い段階で
気づいているはずなのに、もはや
「どーでもいい」
…と考えているのか、「そういうことをなかなか切り出せない案外ハートが弱いタイプ」なのか…現時点でもぼくのミスをスルーしたまんまなので、当方としても、逆にその対処とタイミングがじつにデリケイトでむずかしい…。
もう10年以上も前(※まだAppleのOSの自動校正機能がそこまで賢くなかったころの話です)──某大手出版社が発行する某ハイファッション系のコンサバ女性誌で、女優の「あいぶさき」さんについて論じる記事を執筆する機会があったのですが…
そのときぼくは「相武紗季」のことを
「愛部沙樹」
…と誤って書いてしまい、編集者から、
「一文字も合ってないじゃないですか!」
…と、大目玉を喰らった苦い経験があるのです。
大手出版社が出版する紙媒体なら、厳しい倍率の就職試験を乗り越えてきた有能な編集者や、一切の誤字や矛盾を見逃さない最強の校閲部門がバックに控えているから、まだいい(全然よくはないのだがw)。大目玉を喰らうだけで、ソレが未修正状態で世に出ることも、致命的なトラブルにまで発展したりすることも…(ほぼ)100%ありません。
けれど、いっぽうのメールのやりとりは…当たり前なのですが、自分が編者者でもあり校閲者でもある──すなわち「最後の砦」となってしまうがゆえ、名前の打ち間違い…たとえば、
・堀田さんと掘田さん
・山本さんと山元さん
・本田さんと本多さん
・宗方さんと宗像さん
・斉藤さんと斎藤さんと齋藤さん
・阿部さんと安倍さんと安部さん
・裕子さんと祐子さん
…とか、いかにもヤラかしがちな名前の先方さんと対峙する際は、とくに万全の注意を払うべきでしょう。
さて! 冒頭の「音部さん」問題に戻りますが、この現状においてぼくができる対策は、思いつくかぎり…3つあります。
(1) あえて「乙部様」で通し続ける
(2) サラッとさり気なく「音部様」と書き換える
(3) 早急に自ら間違いを認め、ひたすら詫びる
普通に考えたらどう転んでも(3)が正解なんですけど…やっぱ、3年間の年月は長すぎた!
「今更」感がハンパ無さすぎるからなのか、気恥ずかしくてたまらない…。
ちなみに、某メイク系PR企業の女性広報さんは、ぼくにメールをよこすとき、いまだ必ず宛名を
「山田コスメ様」
…と書いてくる。コッチはコッチでソレを指摘すべきか、放置しておくか…判断がむずかしい…
と思いません???