第12回図解お茶会開催レポート
8/28(土)に、図解が好きな人同士で図解について語り合う「図解お茶会」の第12回をzoomで開催しました。
今回のお茶会には髙野ユウイチ@Diagramerさん、ちいやんさん、ためさんの3名が参加してくださり、満席での開催となりました。ありがとうございます!
参加してくだった方
髙野ユウイチ@Diagramerさん
『図解×パワポ』であらゆるメッセージを構造化して魅せる化する、デジタルコンサルタントとして100社以上の提案書作成の実績のある方。
「明日のプレゼンを乗り切るための資料」「誰もが目を引くプレゼン資料」の作り方を公開しているほか、 慶應義塾大学大学院にて図解に関する研究論文を執筆されています。
普段は図解を「自身の情報整理のため」や「相手に齟齬(そご)なく情報を伝えるため」に使っており、「図解の新しい活用方法の発見」のためご参加いただきました。
ビジネスとアカデミック、両方の視点からのバランスの取れたお話が印象的でした。
ちいやんさん
表参道のPR会社勤務でSNSを中心としたお仕事をされている方。
チャーリーさんの著書でもある「ビジネスモデル図解」をきっかけに図解を知り、最近はお仕事の企画書などにも図解の活用を始めているとのこと。
「図を用いてよりわかりやすい企画書を作るため、図解が出来る人の考え方や知恵などを得たい」とのことでご参加いただきました。
図解は最近始めたとのことですが、他の方から多くのことを吸収しようとする積極的な姿勢が印象的でした。
ためさん
日本図解協会の図・会議法の講師もされている方で、図解は普段、ご自身の思考の整理や職場での電話メモなどに使われているとのこと。
先日の「図解を見せ合う会」に続き、「自分の図解(対話型の図解)以外の図解を知りたい」とのことでご参加いただきました。ありがとうございます!(図解を見せ合う会では「さいたさん」というお名前での参加)。
お茶会の中で、実際にMiroというホワイトボードアプリを使って図解を実演されていたのが印象的でした。
お茶会で出た話題(順不同)
・図解のアカデミックな世界(論文等)
・図解の定義(グラフは図解に含まれるか等)
・図解の学び方
・WEB会議のときどうやって図解していますか?
・最近、この図解いいなと思ったものはなんですか?
・図解×パワポの良さについて
・耳の遠い人や日本語がわからない人と図解
・対話における図解の役割
・日本図解協会と図会議法
・図解をその場で書く時のスピードについて
・アバターを使ったバーチャルオフィスなど
参加してくれた方の感想(一部抜粋)
髙野ユウイチ@Diagramerさん
本日は図解お茶会に招待いただきありがとうございました。
図解というツールを多視点から見直すきっかけになりました。
新しい知識を得ることができたのはもちろん、価値観や周辺環境などから図解に求めることは変化するし、対応できる力が図解にはあるのだなと改めて思いました。
日本図解協会覗いてみます笑笑
ちいやんさん
図解お茶会に参加させて頂き、ありがとうございました。
「そもそも図解とは?」みたいな知識の乏しい私でも、入っていけるような話題もたくさんあり、実は今まで意識せずに図解に触れている機会があったんだなと再認識できました。
一番記憶に残っている部分は、山田さんに後半に見せてもらったマクロの組まれたパワポで、「そんな技があったのか!」という、衝撃でした。
図解を難しいことだと思い過ぎていたんですが、身近な存在に変えることが出来る貴重な時間でした。
ありがとうございました。
ためさん
山田さん
本日開催ありがとうございました。
ユウイチさん
論文にビックリ!!とても興味があります。パワポに困った時は宜しくお願いします深くお辞儀する女性
ちーやんさん
未知の分野のお仕事興味津々です。図解を使う場面にも興味津々です。
皆さんと
図解の可能性を共有できたことがとても嬉しかったです。
楽しい時間を
ありがとうございました。
そして
思いつきで
突発的に
ミロの図解をさせていただいたにも関わらず
お付き合いいただき
ありがとうございました。
私自身は「図解のアカデミックな世界(論文等)」と「耳の遠い人や日本語がわからない人と図解」、「図解を学ぶには楽しむこと」という話題が特に印象に残りました。
お茶会を終えて
今回は2021年4月で定期開催を終えて以来初のお茶会で、実に4カ月ぶりの開催となりました。
少し期間が空いていたのでカンが鈍っていないか少し心配だったのですが、無事楽しんでいただけたようで何よりです。
また、最後の方で「事前にグループメッセージで自己紹介を共有していたので、多くの方が初対面なのにそういう気がしなかった」というありがたいコメントを頂きました。
主催者は主催者なりに「この方法がいいはず」という考えをもってやっていますが、反面「実は見当違いかも?」という不安もあるものなので、こういう形でしっかり言葉にしてフィードバックしていただけるとやはりうれしいですね。
これからもより楽しめる会になるよう、工夫を続けていきたいと思います。
最後になりましたが、開催にあたりシェアやコメント、いいねで応援いただいた方、本当にありがとうございました。
そしてご参加いただいた髙野ユウイチ@Diagramerさん、ちいやんさん、ためさん楽しい時間をありがとうございました!
次回は9/23(木・祝)にzoomで開催します。
本日時点で残席1となっていますので、このレポートを読んで興味を持った方はぜひご参加くださいね。
おまけ(話題メモ)
事前に募集した話題に対しての私のメモです(メモはあくまでも考えをまとめるためのもので、これを見ながら話しているわけではありません。念のため)。
WEB会議のときどうやって図解していますか?
→図解する人が一人(意味伝達が主目的)なら、iPadとZoomの画面共有でiPadに手描き、またはZoomのホワイトボード+PCで板タブレットを使用。みんなで図解するならGoogleスライドなど。以前受けた図解コーチングでもコーチの方はGoogleスライドを使っていた。
最近、この図解いいなと思ったものはなんですか?
図解×パワポの良さについて
→自分が使い慣れている、相手が自分で編集できる&配布しやすい、ショートカットやマクロが使いやすい、クラウドのものに比べて軽い(図解はリズムが大事)、装飾がやや弱い分かえって図解本体に集中しやすい。
図解を書くスピードについて
私の場合は大がかりなまとめというより日常の気づきや本の覚えておきたい部分を図解にすることが多いため、情報整理はあまり時間がかからない。
下書き10分、清書は完成した後は15〜60分程度。図解した内容との対話として説明文も大事にしており、ここも1時間くらいかかることが多い。合計2時間くらい。
決まったパターンに文字やアイコンを入れ込むだけならもっと早いが、昔そればかりやって図解がつまらなくなった時期があり、今は自分らしい図解を楽しむことを重視している。
この話題は実は「お茶会でリアルタイムに図解を描いてスピードを検証したい」という意味だったのですが、参考に載せておきます
●関連note&マガジン
・この記事を描いた人→詳細プロフィール
・図解の説明→図解パターンの説明と使用例
・今までに描いた全図解→毎日図解マガジン
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