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第11回図解お茶会開催レポート(zoom開催)

4/17(土)に、図解が好きな人同士で図解について語り合う「図解お茶会」の第11回をzoomで開催しました(今までのレポートはこちら)。

今回のお茶会にはらぱんさん、まこさん、緑野 熊(みどりのくま)さんの3名が参加してくださり、満席での開催となりました。ありがとうございます!


参加してくだった方

らぱんさん

感受性豊かな内向型HSP(とても敏感な人)の中学校教員の方。

「『学校』に傷つけられる人を一人でも減らしたい」との思いをお持ちで、教育やユニバーサルデザインなどを扱った「みんなにやさしい図解」をTwitterやnoteに投稿されています(過去に週刊みんなの図解でも取り上げさせていただきました)。

現在図解にどんなものがあるかを分類した「図解の図解」を作成中で、お茶会での会話の中にもヒントがあるかもしれないとのことで、ご参加いただきました(以前第5回のお茶会にも参加して下さっています)。

話題提起で見せてくれた文部科学省の図解や、図解の良さだけでなく注意点などにも着目する視点、他の方の話を引き出すようなあいづちが印象的でした。

Twitter:@lapinHSP


まこさん

文科省通知や中教審答申など学校教育に関する大事な情報を図解で届けるメディアの編集長でグラフィックデザイナー、NPO広報な方。

新型コロナウイルスに関する文科省通知を図解にしたり、教育関係の方にインタビューをした記事などを作成されています。

図解を描いている他の人の話を聞きながら、色々質問したり交流したいとのことで、ご参加いただきました。

ご自身のデザインスキルを軸に様々な環境を経験し、それを元に課題意識を持って教育系の図解に取り組まれているのが印象的でした。

Twitter:@mako_pr


緑野 熊(みどりのくま)さん

川柳や俳句、音楽やアニメ、動物や植物、ベランダが好きなベランデストな方。

お仕事ではコンサルタントやマーケティングなどを経験され、提案資料や説明資料で図解を活用すると口頭のみよりスムーズに伝わるとその効果を実感されているそうで、また、下の図解の通りかなり幅広い興味をお持ちのようです。

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自己紹介図解は以前作成した私の自己紹介図解に刺激を受けて作成されたとのこと。うれしいですね!

仕事で図解を考えている時が楽しく、ビジネスシーン以外の楽しい図解も描けるようになりたいとのことでご参加いただきました。

様々な領域の課題解決に興味があるとのことで、各話題にご自身なりのコメントをされていたことと中村俊輔ネタでまこさんと意気投合していたのが印象的でした。

Twitter:@BGN46013633


お茶会で出た話題(順不同)

・なぜ図解に目覚めたか/図解との出会い
・図解の使い方(自分が考えるための図解と他者に伝えるための図解)
・行政の図解とその課題
・教育系の図解やプロボノ(スキル的な寄付)
・就職活動への図解やデザインの活用
・図解は本当に「わかりやすい」のか?図解による抽象度の違いや文章との使い分けについて
・図解の危険性と限界
図解のおすすめ本
・図解に使っているツール
・文章による情報を受け取りにくい人と図解
・図解で救われたこと
・中村俊輔と図解  など

※今回は各人がたっぷり話せるようにお題図解はお休みにしました


参加してくれた方の感想(一部抜粋)

らぱんさん

2回目の参加でしたが、メンバーによって盛り上がる話題も違ってきて楽しく参加させていただきました!
「図解」という共通の話題があることが前提なので打ち解けやすいのも図解お茶会の魅力だと感じました。

1番印象的だったのは、履歴書に図解を活用されていると言うお話でした。自分の良さをアピールするためにも使えるということが新鮮な発見でした。

機会があればまた参加させていただきたいです!


まこさん

みなさんの作成してる図解そのものや届ける方に対する真摯さが一番印象的でした!
実際お話することで、普段のアウトプットと人柄が一致して納得感もあり、テキストでのコミュニケーションより深く楽しい時間でした。

あと、具体的な相手を想ったり、徹底的に自分に向き合ったりすることで生まれるものは、人に届くのだと思いました^^


緑野熊(みどりのくま)さん

皆さん、本日はありがとうございました。
少しまとまったのでお伝えします。

■印象に残った話を3つ

①図解の魅力要素は多様。用途によって使い分けられると良い。
・自分の頭を整理する
・他人に考えさせる(フレームワーク等)
・複雑な情報や意見を正確に伝える
・重要なポイントに注目させる
・楽しく容易に情報を受け取ってもらう
・美しさなど芸術性・技術性で魅了する etc...

②教育、行政などでは図解スキル向上、または外注によって解決できる課題が多そう。
・スピード(慣れないオフィスと苦闘)
・品質(伝いたいことがわかりにくい)
・ユーザービリティ(使い方の理解不足)etc...

③私は、図解において、課題解決性、エンターテイメント性のどちらも上手くなりたい(中村俊輔選手のサッカー⚽のように)。

記載以外にも学びは多くあり、何より「楽しい」「興味がわく」といった感情が今の私にはとても貴重な体験でした。


私自身は

就職活動への図解やデザインの活用(ただ図解を使うだけでなく自分で履歴書自体をデザインし、アピールポイントの部分を多めにしたり、突っ込まれると困るところは小さめにするなど「自分の伝え方をデザイン」する)
図解で救われたこと(山田太郎の図解を見て「仕事以外の『楽しい図解』があってもいい」と気づいたとのこと)

の2つが特に印象に残りました


お茶会を終えて

今回は定期開催最後のお茶会ということで、全員がたっぷりしゃべれるように全編フリートーク(お題図解なし)で開催しました。その甲斐もあって私自身もより一層楽しむことができました。

また、お茶会の中で私の図解が他の方のターニングポイントになっている場合も意外とあることに気づき、うれしい気分になりました。続けているとこういうこともあるのですね。

定期開催のお茶会は今回で一区切りとなりますが、図解活動自体は今後も続けていきますし、お茶会も不定期ですが開催していこうと思っていますので、興味のある方はこれからもお付き合い頂ければ幸いです。

最後になりましたが、開催にあたりシェアやコメント、いいねで応援いただいた方、本当にありがとうございました。

そしてご参加いただいたらぱんさん、まこさん、緑野 熊(みどりのくま)さん、楽しい時間をありがとうございました!

今までの図解お茶会レポートはこちら(マガジンをフォローすると更新がメール通知されて便利です)。


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