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【図解1375,1376】図解問題集をはじめた理由

20210608図解を学ぶ理想と現実

【プロセス型】図解を学ぶ時、本などで知識を学んだ後、じっくり練習して自信をつけてから責任を伴う仕事などの場に使うのが理想。

しかし、現実には図解を学ぶ本や講座などはあるものの、「知識」と「責任」の間をつなぐ「安心して練習し、自信をつける場」は残念ながらほとんどない。


20210608図解問題集で手を動かす人を増やしたい

【ピラミッド型(変則)】図解問題集は主に「図解は学んだけどほとんど描いたことがない」という人向けに、インターネット上で安心して気軽に練習できる場所を提供し、図解を楽しむ人のすそ野を拡げる目的ではじめたもの。

これである程度の自信をつけたら、ぜひ段階的に仕事や生活に使ったり、より高度なことを学べるコミュニティなどに参加し、ステップアップしていって欲しい。



先日第1回を投稿した「図解問題集」をはじめた理由を図解したものです。

私自身、3年前に図解を学び直していた時、一番困ったのが「図解を練習できる機会が少ない」ことでした。

具体的には以下の3つが特に困りました。

・本などで知識を得た後、実際に手を動かしながら練習できる場所(コミュニティ等)が少ない
・自分でトレーニングしようとしても、ちょうどよい図解のネタがなかなか見つからない
・ネタを見つけて図解しても、経験不足もあり「自分の図解が適切か」の判断が難しい

最後の点については、図解に「正解」はありません。

ただ、特に十分な経験を積む前は「目安」としての図解例があると、それと自分の図解を比較することで学べるものも多いと考えています。

また、うまく図解系のコミュニティを見つけることができても、いきなり他人に見せるのは勇気がいるし、きついダメ出しを受けそうで不安、ということもあるでしょう。

図解は仕事や生活でもとても役に立つスキルですが、学んだ後ほとんど練習なしでいきなり仕事などで使うのは、やはりかなりの勇気がいるものです。

図解問題集は、そのような課題を解決するため

・図解は学んだけどほとんど描いたことがない
・昔は少し描いたことがあるけど今はやめてしまった

という人を主な対象とし、安心・気軽に図解を練習できる場をインターネット上で提供し、図解に親しむ人のすそ野を拡げる目的ではじめたものです。

安心・気軽に練習できる場にするため、

・難易度が比較的やさしい(少なくとも最初は)
・他人に見せた時、肯定的なフィードバックがある。または他人に見せずに済む
・練習できる回数(問題数)がそれなりにある(10問~できれば30問)

などを特に重要視しています。

図解も技術の一種なので、理論ももちろん大事ですが、自分のものにするには手を動かすのが一番大事です。

描いたものを投稿してくださればもちろん出題者としてはうれしいですが、たとえばコピー用紙の裏に鉛筆で描いてもそれは立派な「図解」ですし、自分で手を動かしたという点で何より価値があることだと考えています。

次回からはより敷居を下げる意味で「出題から図解例発表まで1週間空ける」「私自身の手描きの下書きを載せる」などの工夫を行っていく予定です。

もちろん、図解に慣れた方の完成度の高い図解の投稿も引き続きお待ちしています

なお、「図解の定義」は人それぞれで、どこからどこまでを図解に含むかは人によって異なります(私の図解パターンは割と広くとらえている方です)。

また、同じ文章でもどこに力点を置くかにより、図解の表現が変わることもあります(実際、第1回の問題でも多様な解釈と表現がされていました)。

なので、図解の定義等については学んだ本などに沿っていただき、ご自身が「実際に考え、手を動かすこと」を主眼に問題集を進めていっていただければと思います。

図解作成時の相談などがありましたら、問題集のコメント欄や私のnoteサークル「図解を楽しむ会」などもぜひご活用ください。

ある程度の自信をつけたら、ぜひ段階的に仕事や生活に使ったり、より高度なことを学べるコミュニティなどに参加し、ステップアップしていって欲しいと思っています。


この問題集を通し、図解を楽しむ人が一人でも増えればうれしいです。

図解問題集、ぜひ楽しみながら手を動かして参加してくださいね。


・この図解を描いた人→詳細プロフィール
・図解の説明→図解パターンの説明と使用例
・今までに描いた全図解→毎日図解マガジン



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山田太郎 | 図解描き / 山田スライド工房
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