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【図解1534,1535】第16回図解お茶会開催レポート(zoom開催)

2/5(土)に、図解が好きな人同士で図解について語り合う「図解お茶会」の第16回をzoomで開催しました。

今回のお茶会には日高由美子@『なんでも図解』/えがこう!デザイン顧問さん、ためさん、きの子さんの3名が参加してくださり、満席での開催となりました。ありがとうございます!

参加してくだった方

日高由美子@『なんでも図解』/えがこう!デザイン顧問さん

株式会社TAMアートディレクターで、描くことと、そのスキルアップを応援する場である「えがこう!」の主宰、『なんでも図解』の著者、様々な企業や自治体での講演、WASEDA NEOの図解講座やグラフィックレコーディング講座など多彩な活動をされている方。

『なんでも図解』は以前おすすめの図解本で紹介しています(記事末リンク参照)

図解は主に仕事で主に話し合いの見える化に役立てているとのこと。

先日私が日高さんの図解講座に参加した縁で、「山田さんのお人柄と図解への思いに共感しており、 お茶会に集まった皆さんのお話をほっこりと味わいたい」とのことでご参加いただきました。

温かい笑顔と雰囲気、話題や図解に対する肯定的なフィードバックが印象的でした。


ためさん

日本図解協会の図・会議法の講師をされており精力的に図・会議法の勉強会を開かれている方。

図解は日々の思考の整理や日常の人間関係などに使われているとのこと。

「図解の多様性を知りたい…というのは建前で山田さんの図解ファンです。」とのことで今回もご参加いただきました。いつもご参加ありがとうございます!

日常での図解の活用や、図解とのつきあい方についての話が印象的でした。


きの子さん

大阪でフリーランスエンジニアをしている方。 エンジニアになりたい人とIT企業をつなぐ「しゃべり場」就活GeekHubという活動もされているそうです。

日高さんのグラフィックレコーディング講座をきっかけに図解をはじめ、普段は読書メモやミーティングの議事録などに活用されているとのこと。

「最近図解をサボり気味なので、自身の描いたものを見ていただいてフィードバックを得て描くモチベーションを上げたい」とのことでご参加いただいました。

他の参加者の方の発言から、より多くを学び取ろうとする姿勢が印象的でした。


お茶会で出た話題(順不同)

・文字だらけの図解の対処法
・いいなと思った(役立った)身近な図解
・図解を活用した情報収集法
・世の中のためになる図解の使い方
・世の中のためにならない図解の使い方
・図解が嫌いな人とその理由
・活用シーンも考慮したロゴの重要性について(矢印のようなロゴが地面に印字されていると、誘導矢印に見えてしまう)
・私の図解のこだわり  など

また、今回は日高さんの提案で、最後の感想タイムは各々感想を図解にし、それを見せ合いました。日高さん、すてきな提案をありがとうございます!

日高さん

「開始時に合ったお互いの経験などの違いを、共有や驚きなどを通して埋めていった様子が興味深かった」とのことです


ためさん

「一般的な図解は、元々目に見えるものを図にすることが多い。それに対して私(ためさん)の図解は目に見えないものを図解にする少数派の図解だと感じた」とのことです


きの子さん

「字が多すぎる図解が悩みだったが、『そもそも文字でいい(無理に図解にしなくてもいい)場合もある」ということに気づかせてもらった、とのことです


私(山田太郎)

いつもは自分の視点だけからしか物事が見えていないが、お茶会では他の人の発言=目線を借りることで、いつもと違う角度から物事を見ることができ、新鮮な驚きがありました


参加してくれた方の感想(一部抜粋)

日高由美子さん

今日はありがとうございました。
まずは皆さんに感謝です!

そして、きのこさんのミーティングメモ、いやー素晴らしかったです!
やっぱり開発に関わる話し合いってこのメモがあるのとないのとでは頭への残り方や情報の共有の仕方が全然違うんじゃないかなと思いました。

このメモにまずはとても感動したというのが1つ。

そしてためさんの図解へのこだわり。とても感慨深く、「その時には、あるのに気がつかなかったりする」ことに、図解がとても効果がある、ということや、「つたえたいことはなに?」「今何が知りたい?」といった自分への問いが図解するときに常にこだわりとしてあるという言葉が心に残りました。

そして何よりも、山田さんのファシリテーションが心地よく、図解への想いや小さな気づき等を、気兼ねなく話せる雰囲気を醸し出してくださっていたことが、とても印象的でした。

正解があるわけでもないし間違いがあるわけでもなく、図解することで自分の頭の整理になったり、いろんな場での共通言語になるということがこの場で体現されていたのではないでしょうか。
素晴らしい時間をありがとうございました!

ためさん

山田さん
いつもありがとうございます。

著名な日高さんとご一緒できて感激!
きのこさんの文字だらけの図解、見せていただくと私には図解の宝庫に見えました。
皆さん自分なりの図解活動をされているんだなぁと皆さんのお話にワクワクさせていただき感謝です。

最後に日高さんの無茶振り「今日の感想を図解で表現してみよう』そこからの絞り出し感が面白かったです。
私の場合、MIro(※)で描きながら付箋を動かすと思考が動く(笑)
で、結局フリーハンドの図解に落ち着きました。

皆さんのお話を聞きながら、少数派の図解かもと思いながら疎外感よりも日高さん、きのこさんの図解感への興味の方が勝りました。
見えるものだけが図解の対象じゃないし、たくさんの人に理解してもらうだけが図解じゃないし、普段意識できていない図解もあるよということを皆さんのお話聞きながら肯定された感じがしたのを本日の感想の図解してみました。
それから図解があれば山田さんは私の言いたいことを代弁してくれることを発見しました。

皆さま楽しい時間とご縁をありがとうございました。

※Miroはzoomなどで使えるホワイトボードツールです

きの子さん

みなさん、昨日はありがとうございました!

やはり、日頃から継続して図解に取り組まれている方々と話すといろいろ気づきがあり、大変有意義な時間を過ごすことができました! 無理に図解する必要はないということは大きな気付きでした。 あとみなさんのおすすめ書籍もとても気になるので、時間があるときに読んでみようと思います。 自分の図解にいろいろフィードバックいただけたのも嬉しかったです。フィードバックがあるとモチベーションも上がりますね

また都合がつけばぜひ参加したいなと思います。今後ともよろしくお願いします!


私自身は、「図解が嫌いな人の話」「世の中のためになる/ならない図解の使い方」が特に印象に残りました。


お茶会を終えて

お茶会ではいつも他の方の視点に触れて刺激をもらっていますが、今回は感想図解にも描いた通り、新しい情報や視点の刺激が特に大きい回でした(特に「世の中には図解が嫌いな人がいる」というのは衝撃でした)。

参加者の方が図解が嫌いというなのではなく、そういうエピソードがあったという話です

私は人づきあいが得意な方ではないのですが(図解など興味がある分野は例外)、お茶会をはじめてから「人とのコミュニケーションが刺激になり、アイデアが生まれる」という意味が多少理解できるようになりました。

とはいえ、本お茶会にとってはそれはあくまでも副産物なので、「図解のおしゃべりを楽しむ会」という方向性はこれからも変わりませんし、大事にしていこうと思っています。


最後になりましたが、開催にあたりシェアやコメント、いいねで応援いただいた方、本当にありがとうございました。

そしてご参加いただいた日高由美子@『なんでも図解』/えがこう!デザイン顧問さん、ためさん、きの子さん楽しい時間をありがとうございました!

次回はまた1~2カ月後を目途にzoomで開催する予定です。またnoteやTwitter等で告知しますので、興味のある方はぜひご参加ください!



おまけ

今回の参加者の方は元々つながりのある方がいたため、話題振りの参考に関係図を描いてみました(日=日高さん、き=きの子さん、山=山田太郎=私、た=ためさん)。

実線がすでにわかっているつながり、点線はそれぞれのプロフィール等からつながりがありそうだと感じた=お茶会の中での話題にできそうだと感じたことです。

このように整理することで

  • お互いのプロフィールからつながりがありそうな部分(図解の点線部分)を見て話題を振る

  • 事前のつながりがない=線を見つけられなかった部分(この図解ならきの子さんとためさん)を意識し、お茶会の中でつながりを見つけてみる

などの活用もできるのではないかと思いました。

実は盛り上がりすぎてこの整理自体はあまり活用はできなかったのですが、今後も機会があれば作っていこうと思います(公開するかどうかは気分次第)。


●関連note・マガジン

・この記事を描いた人→詳細プロフィール
・今までに描いた全図解→毎日図解マガジン

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