【図解2043~2045】「過去とつなげる」と「過去にとらわれる」
【タイムライン型】「過去とつなげる」とは、「現在(イマココ)にいる自分」が地に足をつけた状態で過去を振り返ること。
これに対して「過去にとらわれる」のは、過去の失敗などに引きずられイマココが「自分不在」になってしまうこと。
「過去とつなげる」と「過去にとらわれる」は似ているようで少し違う。「過去とつなげる」は節目などに積極的に行いつつ、日々の生活では過去にとらわれないようにしたい。
noteへのコメントをきっかけに生まれた図解です。
先日、恵子@素敵な人生💛さんのnote『過去を思い出すということ❗』(リンクはのちほど)に下のようなコメントをしました。
このコメントをきっかけに「過去とイマココをつなぐ」と「過去にとらわれる」の違いについて考え、図解にしたのが今回のnoteです。
「過去」という言葉はどちらかというと今回の図解の「過去にとらわれる」のように、どちらかというとネガティブなイメージで語られることが多い印象があります。
「イマココに生きるのが大事」というのはよく言われることですが、それはおそらく過去や未来にとらわれすぎている人が多いためでしょう。
私も過去や未来にとらわれすぎるところがあるので「過去」という言葉について上のようなややネガティブなイメージがありました。
ただ、その一方で「『現在(イマココ)で地に足をつけ、過去を振り返ることに集中する』のなら問題ないのでは?」ともぼんやりと思っていました。
これらの考えが上のコメントを元に組み合わさり、「過去とつなぐ」と「過去にとらわれる」という言葉に集約されて生まれたのが今回の図解です。
「過去にとらわれる」のではなく、「現在地を足をつけた上で過去や未来と上手くつながっていく」ことができれば、それはやはりすてきな人生だと思います。
恵子さん、考えるきっかけをありがとうございました!
このノートのきっかけになったノートはこちら。
人生と関わりが深かった旧家の解体を通してご自身の振り返りをされているのがとても印象的で、まさに「現在にいる自分が地に足をつけつつ過去とつなぐ」様子が伝わってくるnoteなので、ぜひ読んでみてくださいね!(最後の関連リンクでも再掲します)
この図解の応用例(抽象化と転用)
今回の「過去と現在をつなげる図解」は、「現在」を軸に左右を反転すると「現在と未来」についても応用ができます
過去はすでに起こったこと、未来はこれから起こることという違いはありますが、「現在(イマココ)に自分がいる/いない」という中心になる構造は同じです。
実際、「未来をつなげる図解」は「過去をつなげる図解」を元に人の部分を左右反転の処理をして数分程度で作成しています(構造が似ていれば図解の作成手順もほぼ同じ、ということですね)。
図解することで、今回のように「反転するとどうなるか」なども考えやすくなり、一つの出来事からより多くの学びを得ることができるようになります。
●関連リンク