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京都観光「平安神宮」京都市左京区
1895年に平安遷都1100年を記念して、京都で開催された内国勧業博覧会の目玉として平安京遷都当時の大内裏の一部復元が計画されました。その時に作られたのが平安神宮です。実はまだ百年少ししか経っていません。比較的新しい神社です。
人の少ない朝一番列車に乗って祇園四条駅で下車。京都市バス【46】号系統に乗り『岡崎公園美術館・平安神宮前』で降りました。
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高さ24m幅18mの大鳥居です。
様式は明神型で鉄筋コンクリート造一部鉄骨造鉄網モルタル塗。正直プラスチック感が拭えないですがこれでも登録有形文化財なんですよね(失礼)。
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『*京都観光RTAとは』
京都市内すべての名所を一日で巡るという過酷なリアルタイムアタックのこと。同義語として全道を巡る北海道RTAがある。
境内参拝時間は早朝6時からなので朝食前の散策に最適です。
最近流行りの「*京都観光RTA」をするにもいいスポットです。ただし神苑を目当てとする方はご注意下さい。こちらの拝観受付時間は8時30分からとなっています。
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関西には博覧会跡地って結構あるんですよね。
1970年大阪万博「万博記念公園」がそうですし、1990年国際花と緑の博覧会「花博記念公園鶴見緑地」も現在有効活用されています。
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(照明台座)
てっきりピザ窯跡かと思いました(失礼)。
昔の写真を調べて確認したところ、確かにカンテラみたいな直方体の照明器具が上に乗っかっていました。
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私が小さい頃に見た石清水八幡宮がこんな感じの年季の入った色だったんですよ。
ここだけ手入れされていないのは完全に感染症蔓延によるものなんですよね。近い将来、手水舎が完全になくなってしまうかもしれません。
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(神門)
鮮やかな朱色が美しい重要文化財の應天門です。
平安京大内裏の政庁、朝堂院の南面正門である応天門を5/8に縮小復元したものとなっています。
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(結婚式場)
應天門をくぐると広大な敷地が広がっていました。
早朝で人がいなかった為より広く見えます。熱田神宮で結婚式を挙げた知人がいましたが、名のある神社での結婚式は正直憧れます。
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應天門出口付近に朱印所を取り扱う場所があるのですが、そこでは御神籤も取り扱っているのでしょう。
おみくじかけがありました。私には変なポリシーがいくつかあり、その一つに「御朱印を集めない」というのがあります。写真で充分かなって。とは言ってみたものの、四国八十八ヶ所の御朱印集めはしてみたいんですよね。水曜どうでしょうファンだからというわけではないのですが都合良すぎな自分です。
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重要文化財の蒼龍楼です。
もちろん四神の蒼龍が名の由来で反対側には白虎楼があります。西方の白虎楼と東方の蒼龍門、共に平安京朝堂院の様式を模したものだそうです。應天門と同じですね。
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(外拝殿)
神域ということで今回は遠方からの撮影に留めました。
重要文化財の大極殿です。私、平安神宮は初めての参拝でした。実は有名どころをぜんぜん行ってなくて伏見稲荷大社も行ったことがありません。
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敷島の大和心を人問はば
朝日に匂ふ山桜花
本居宣長
説明不要の素晴らしい短歌。
境内一面が白い砂利敷となっていますので、右近の橘と左近の桜が際立っていました。
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この段差は 『 龍尾壇 』と呼ばれ、平安時代には龍尾壇を登って大極殿に近づくことが許された者は、高い位階を任じられた一部の限られた貴族のみでした。
外拝殿である大極殿で参拝を済ませ、次の目的地へと向かうことにしました。朝早かったので神苑は開いてませんでした。柵は龍尾壇と呼ばれるものです。「上段の間」屋外版といったところでしょうか。
今回は見送りましたが次回は必ず明治を代表する日本庭園「平安神宮神苑」へ行ってみたいですね。川端康成『古都』の序盤に出てきますし7代目小川治兵衛についての勉強をしっかりしてきました。きっと大丈夫。
以上です。
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あとがき
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