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京都観光「岡崎エリア」京都市左京区
大人の修学旅行
京都市勧業館みやこめっせ
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京都検定の勉強をしていたのですが京都の伝統工芸がどうしても覚えられなくて。
そうだ、
京都へ行けば覚えられるのではないか。
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ということで京都市勧業館みやこめっせへ行って参りました。
みやこメッセは多目的ホールで様々なイベントが開催されています。「京都国際マンガ・アニメフェア」が一番有名でしょうか。みやこメッセの地下一階に京都伝統産業ミュージアムがあります。京の歴史と技を伝える伝統産業74品目も展示されていて、私にとってうってつけの博物館でした。
京都伝統産業ミュージアム
(地下1階)
入場料は無料です。
京都遠いからムリという方はご安心を。公式サイトにVR映像があるのでご自宅から展示品を鑑賞することができます。染織が特に苦手だったのですが実際に目で見て確認して、西陣織と京友禅の違いをやっと理解することが出来ました。
京都市京セラ美術館
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2018年、建築家青木淳と西澤徹夫による大規模リノベーションが行なわれました。
当時市民団体や有識者などからは「公共の文化財に一企業の名称が被るのは相応しくない」などの異論が出たそうです。京都市は京セラに命名権を売却すると発表し、2020年の再オープンに伴い「京都市京セラ美術館」となりました。ちなみに呼称は2019年から用いられてます。
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公立美術館として日本で現存する最も古い建築物だそうです。
かすれてよく見えませんが「大禮記念」と書かれています。1928年、昭和3年に京都で行われた昭和天皇即位の礼を記念して建設計画が始まったため、「大禮記念 京都美術館」と名付けられたそうです。リニューアルされながらもあえてレトロな看板を残しているのがいいですよね。
京都府立図書館
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京都検定で出題されたことのある京都府立図書館です。
著名な建築家である武田五一氏が設計しました。1995年阪神・淡路大震災で深刻な被害がでたため新築することになり、武田五一設計の建物が「ファサード保存」されることになりました。このファサード保存ですが実は批判の声が少なからずあります。腰巻きビルだとかダサいとか言われているそうです。確かに見た目に違和感はありますが、地震災害を考えると今の形のまま残すのはとても危険です。仕方なく貴重な歴史的建造物を取り壊す事例が後を絶ちません。難しい問題ですよね。
名古屋城エレベーター問題もそうですね。景観を犠牲にするバリアフリーは果たして正しいのかとか。何を優先順位とすべきか。歴史好きの私個人としてはなるべく昔のまま残してほしいと願っています。
京都国立近代美術館
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せっかく見に来たのに工事中で残念だ。
そう思う方もいらっしゃるかと思います。完成品はいつでも見れるけど工事期間はあっという間。工事中の建物ってその時しか見れないレアイベントなんですよね。
ワグネル博士顕彰碑
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最後に紹介するのはこちら。
京都検定によく出てくる偉大な人物、ゴットフリード・ワグネルです。ドイツ出身のお雇い外国人で、科学的手法による陶芸の近代化にものすごい影響を与えました。京都舎密局では化学工芸の指導を、医学校(現・京都府立医科大学)では理化学講義を行ったそうです。陶磁器、七宝、石鹸、ガラス等の製造を指導し、京都の産業近代化に大きく貢献しました。
舎密局は、明治維新期における化学技術の研究・教育、および勧業のために作られた官営・公営機関。「舎密」とは幕末期に広く使用された蘭語のchemie(化学)に対する当て字。英語だとケミカル、こちらの言葉の方が馴染みがあると思います
一日で回れないほど岡崎エリアにはたくさんの見どころがあります。芸術好きな方はここに限定して観光するのも面白いと思います。
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あとがき
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