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【hint.146】夢中になって情報を集めていることってありますか?

毎朝note生活、継続中

 おはようございます。東京・吉祥寺を拠点として活動している、山田 鷹(やまだ たか)です。

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 事前に準備をせずに、まずは飛び込んでみてから、自分がその場でどんなふうになるのかを楽しむという方法がある。

 もう一方で(ここではいったん話を単純に二極化させている)、可能な限り、あらかじめ情報をたくさん得て、自分なりに整理をした上で、その場に臨むことで、目の前のものを、その都度、言葉にしながら過ごすことで、より深く楽しむという方法もある。

 これはどっちがいいとか悪いとかではたぶんなくて、そして、「ここまで事前に調べたら、後者の楽しみ方だ」とか、そういった明確な基準とかを論点にする必要もそんなにないと思うんだけれども、たしかにここで挙げた、前者のような楽しみ方と、後者のような楽しみ方はあって、その間はグラデーションになっているなぁと、僕は感じている。

 それに、これは何も「楽しむ」という表現の専売特許というわけでもなくて、たとえば「悲しむ」とか、「相手を攻める」とか、「手助けをする」とか、「愛を伝える」とか、「その場の全員と協力する」とか、いろんな生活を営む際にも、応用できるものだと思っている。

 相手のことを攻めようとしている人が、「今回のミーティングでは、(後者のやり方のように)事前にいろんな情報を集めて自分なりに整理をした上で臨むのではなく、(前者のやり方のように)ミーティングの場で得たもの・感じたものを活用して、あの人を攻めてやろう」と、そう心に決めて取りかかるとか、そんな感じでね。


「コンビニに行く」

 これについて考えたときに、後者のやり方のように、「おにぎりの商品棚は、だいたい店内に入ったらそのままレジの前を通り過ぎた突き当たりのところにあるみたいだ」とか「飲み物とか冷蔵の必要なものや書籍類は、店内をぐるっと囲むように外側に配置されていて、その内側に、小さな島のようにパンやお菓子、事務用品や日用品などが配置されているよな。そしてアイスも一つの島のようにレイアウトされているよな」などと、事前に情報を事細かく手に入れてから、実際に行動に移すことは、きっとあまり多くないのかなと思う。

 ただこれが、なんらかの理由により、一人では外出するのも難しい場合はどうだろうか。

 実際に普段、僕がリハビリ訪問をしている方に、こういった方々はけっこういらっしゃって、この方達にとっては、自宅を出発する前に、何がコンビニには置いてあって、そしてそれがだいたいどこに置かれているのか、といった情報を手に入れておくことは、かなり重要になってくる場合も多い。


 何が言いたいかというと、同じ行為でも、人が違ったり、状況が違ったりすると、上で挙げた「前者的なやり方」もできる場合もあるし、「後者的なやり方」をした方が良さそうな場合もあるよな〜ってことなんだよね。

 特にここ数日、連夜のように、来月に控えたイタリア旅行に向けて、妻と白熱のミーティングを繰り広げていることから、こんな話が生まれたよ、という話でした。

 まだまだ海外旅行になれない僕ら、そして、イタリアについてあまりにもなんとなくしか理解できていなかった僕らは、今回は「後者的なやり方」で事前準備をしているのでした。

 皆さんが今、夢中になって情報を集めていることってありますか?

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昨日の「朝note」

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