
【hint.155】あなたの、心地のいい「お手玉」の数や種類のバランスはどんなイメージですか?
おはようございます。東京・吉祥寺を拠点として活動している、山田 鷹(やまだ たか)です。
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これ、この朝noteのだいぶ以前にも似たようなことを書いたような気がするけれども、その時とはまた違った感覚というか、違うニュアンスのイメージが思い浮かんだので、今朝はこのことについて書いてみようと思う。
最近、正直とても慌ただしい日々が続いている。僕も妻も。
そして、その慌しさに飲み込まれてしまって、お互いに傷つけあってしまっていたのだけれども、そこから少し抜け出せたように思うので、そのことについてちょっと話をね。
僕も妻も、わかりやすくある職場に出勤をして仕事をすることもあるし、個人事業主同士ということもあって、出勤をせずに自宅のワークスペースで仕事をすることもあるし、自宅でプライベートな話をすることもある。
こういった状態にあることで、仕事とプライベートがなめらかにつながっていることが多いので、急を要する(と感じられる)要件について、ちょこちょこっと話をしたり、判断を仰いだりすることが気軽にできるというメリットがあるのだけれども。
でもこれって逆にデメリットにもなってしまうことも少なくなくて、
自分としては、あとは実行に移すだけの状態だと思っていて、ただ相手に気軽に確認をする程度の気持ちで話を切り出したところ、
実は相手はまだまだ話し合いが必要だと思っていて、こちらからのきっかけがあったもんだから、こりゃいい機会だと、けっこう真剣な話が始まってしまうこともあるんだよね。
で、気軽に話を切り出した方も、そういった案件が他にもいくつもあることがわかっているから、「今ここでその話をしっかりするのはきついな〜」とどこかで思いつつも、「ちょっと頑張って」話に付き合う。 こんな状況がここ最近はまた続いてしまっていたようなんだよね(まだ続いているけれども心境はちょっと違う)。
その都度「ちょっと」ずつだから、その瞬間には大丈夫な気がしているんだけども、この「ちょっと頑張って」が少しずつ少しずつ積み重なってしまっていることで、気づけば自分たちのキャパをけっこう超えてしまっているんじゃないかなと。
よく二人でいくつものお手玉を操ってパフォーマンスをしている大道芸ってあるじゃないですか。 あのお手玉をね、一つずつ自分たちで追加していってる感じ。その感じに近いんじゃないかと思う。
毎回追加するお手玉は一つずつだから、自分たちはまだ大丈夫な気がしているけれども、お手玉を落とさないことに集中していると、今いくつのお手玉を自分たちが操っているのかがだんだんわからなくなってきたりして、あらためてお手玉の数を数えてみるとけっこうな数があったりして。
けっこうな数を操っていることも影響して、どちらか一人が少しバランスを崩してしまったりするもんだから、それを一時カバーしようとして、もう一方が自分が快適に操れる数よりも多くのお手玉を操る時間が出てきたりして。 そしてその時間が思ったよりも長かったり、いつまでその状態に耐えればいいのかが見えなかったりして。。。
さらにしんどいことに、その「お手玉の数の多さの問題が大きいのかもしれない」ということがお互いに冷静に見えなくなっていて、二人ともが「自分も精一杯やってるんだから」というニュアンスで、相手のことを責めてしまうような状況に陥ったりもして。泣
お手玉は多いなと思ってはいたんだけれども、そのお手玉の種類というか内訳のようなものに関しては、赤(出勤の仕事)、青(自宅での仕事)、黄(プライベート)の全体のバランスは大きく崩れていなかったというのも、ある面ではしんどさを生み出す要素にもなっていたのだと思う。
でも幸い、ある時ふと、これって自分たち次第でどうにかできるよなって、気づくことができたから、泣きたくなるようなことだと感じもしたけれど、実は自分たちが仕掛けた壮大なコントのようなものだったのかもしれないということがわかったんだよなぁ。 それでだいぶ心境的には楽になった。
まだしばらくは、自分らの操っているお手玉の多い状況が続きそうだし、どうしても相手を責めるような心境にも陥ってしまいやすいとは思うけれども、たとえばこういう状況だと僕が認識しているということを共有したりしつつ、できれば楽しく乗り切っていきたいな〜と思っているのです。
あなたの、心地のいい「お手玉」の数や種類のバランスはどんなイメージですか?
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