リハ業界のパラダイムシフト(3)定義の変更と活動と参加とOTのだらしなさ
リハビリテーション業界のパラダイムシフト(1)時代遅れのセラピスト
に引き続き第3弾です。上記のコラムと合わせと読みいただけると嬉しいです。
OTの定義が変わります
そうして作業療法士が取り組むべき課題も変化してきています。
しかしながら従来通りのリハビリテーションのイメージから抜け出せていない作業療法士が多くいます。
理学療法士は理学療法を実践し、作業療法士は作業療法を実践し、言語聴覚士は言語聴覚療法を実践する。
けっして、リハビリテーションを実践するわけではない。リハビリテーションはもっと広い概念だと考えていて、リハビリテーションはだれが実践してもいいんだ。
だけど世の中には、理学療法っぽいことをしている作業療法士や作業療法っぽいことをしている理学療法士がいる。
わたしは作業療法士なのでそのあたりのことをすっきりさせたい。
生活期のリハビリを地域で実践していると、利用者さんのリハビリテーションにおいて、専門家としてかかわっているのが作業療法士の私だけである場合がある。そんな時は作業療法士としてのかかわりの中で歩行や基本的動作にアプローチすることはある。あくまでも作業療法を実践する。
同じように地域で理学療法士だけが関わっているケースで、ADLや活動と参加にアプローチすることはあるでしょう。あくまでも理学療法というアプローチの中でね。
そのことを批判するつもりはありません。
だけど作業療法士としての役割について書いてみる。
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