コラム4 連携は「不安の分散」であり「責任の共有」でもある
2021年1月24日追記
このコラムの解説動画を掲載しました。動画「その1」はコラム中ほどに掲載しておりどなたでも視聴いただけます。動画「その2」はコラムの最後の方に掲載しています。
===ここからがコラムの本文です。===
このコラムは「コラム3 セラピスト同士の連携がうまくいかない」と合わせて読んでいただくと理解が深まります。
コラム3では連携で重要なのは情報共有である。ということに加えて、相手側に委ねた後はどうしようもないということを書きました。
連携する相手側の行動をこちらはコントロールできないからです。
じゃあなぜコントロールできない相手と連携していくのかって言うと渡地たちが関わっている対象者さんの利益のためってのが大きな理由ですが、それだけではないのです。
それが、タイトルにもある「不安の分散」というか「不安の共有」なんですよね。
仮に相手側が連携に非協力的であってうまく連携が進まなかったとしても、この「不安の分散」があるからこそ連携をやろうって思いが強いのです。
具体的には、訪問リハに関わっているとか、リハ職が少数な職場で働いていると
孤独で不安になるからこそ連携
ここから先は
1,832字
フリー作業療法士として日々書いております。サポートは励みになっています。サポートなくてもお買い上げいただけますが、あると嬉しい。