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【2023.8.16.】セラピストの頭の中にあるイメージだけのリハと目の前のチャンス

昨日のコラムの続きとなります。
昨日のコラムはどなたでも全文お読みいただけますので、よろしければご覧ください。
ADL項目だけがリハじゃないし生活でもない

こちらは1年前のFacebookへの投稿です。

【2022.8.8.】
今日は通所リハに勤務の日
そこの入り口には駐車場からエントランスまで緩やかな傾斜のあるスロープになっている。入るときは上り坂、帰るときは下り坂。
利用者さんをお出迎えするときとかお見送りするときに、スロープでの歩行の様子をよく観察する。
手すりを持って歩いていた方が、いつの間にか手すりを持たずに歩いていたり、しっかりと足部が上がらずにすり足気味だった方が、気づけば足をすらずに歩いていたりする。
私たち作業療法士や理学療法士の仕事はリハ室や居室でマンツーマンでやることが多いかもしれませんが、評価そのものはいつでもどこでもできるし必要ですよね。
スロープでの移動
車の乗り降り
段差を乗り越える時
マンツーマンのリハの時間だけが評価の時間ではありません。
いつでもどこでもセラピストの目で見ることが大切なのです。

https://www.facebook.com/yamada.reha.labo

病院リハのセラピストでも、生活期リハのセラピストでも、リハビリテーションを進めるときには担当ケースの評価を進めながら、どんなふうにアプローチしていこうかなってことを考える。

頭の中でいろいろ考えることがある。

だけど頭の中でいろいろ考えることばかりしていると、せっかくのチャンスをなくすこともあるし、リハの目標の範囲を狭めてしまうこともある。

Facebookへ投稿したのはそんなことを考えながら書いたものです。

目標とする生活のイメージ

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665字

「生活期リハの視点で病院リハと地域リハをつなぐ・変える」を主要テーマとして、大阪の作業療法士のやまだ…

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