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【2022.11.5.】PT・OT・STとして、自分自身の長期目標とか指針をお持ちですか?
私は2022年で54歳の作業療法士です。1991年から作業療法士として働き始めました。
リハ専門病院(7年)、老人保健施設(7年)、訪問看護ステーション(10年)を経て、現在は非常勤掛け持ち作業療法士として、訪問看護ステーション2か所、通所介護事業所、回復期リハ病院での事例検討の指導などでお仕事しています。
プロフィールの詳細はこちらでご覧ください。
20代~40代のセラピストの方へ
このコラムをお読みのあなたは、自分自身のセラピストとしての目標というのかな、どんなセラピストになりたいのかっていう指針みたいなものはありますか?
長期目標とか目指すべきstyleみたいなものをお持ちですか?
それとも、なんだか日々自分の臨床について悩んでいたり、どんな方向に向かっていけばいいか迷ったりしていませんか?
毎日毎日臨床に疲れてセラピストとしての方向性を考える時間とかなかったりしますか?
他職業に転職するならいいけど、リハビリテーションの世界で働き続けるなら、何らかの目標があった方がいいと思うのですが、いかがですか?
誰もそんな話をしない
ネットではキラキラしたセラピストのツイートやSNSがあふれています。論文ガンガン発表したり、華々しい経歴がさらっとかかれていたり、なんだかあこがれるセラピストがSNSにあふれていて、自分と比べたりしていませんか?
ネットのリハ世界はめちゃくちゃ狭い世界なのです。リアルの世界ではセラピストは何万人もおり、有名人セラピストばかりではありません。
でも皆さんの周りのセラピストで将来のことや、目指すべきリハビリテーションの在り方のことを話ししている同僚や先輩のセラピストってあまりいないのではないですか?
話してるとすれば、
リハの給料や待遇は良くない
ノルマのような仕事ばかり
研鑽しなくても何とかなる
なんだか暗い話ばかりしているセラピストも多くいるように思います。
そんななかでも、セラピストとして何とか成長したいと考えておられるなら、もう少しこのコラムにお付き合いください。
普通のセラピストとしての指針を示したいなと思っています
1991年から働いているので、2022年11月時点での臨床経験は30年を超えました。たぶんこのコラムをお読みのセラピストさんの周りでも私くらいの世代のセラピストは少ないと思います。
プロフィールにも書いていますが、士会活動には熱心でしたが、論文の投稿はありません。専門学校卒で学位もありません。学会の発表は何度かしました。たぶん普通のセラピストだと思います。有名セラピストではありません。
だけど、10年以上ブログを書き続けSNSにも早くから取り組み、リハビリテーションの業界はこれからどんな方向に進んでいくべきか、セラピストとしてどんな取り組みをしていくのかってことを、ずーっと考えてきました。
ブログやHPの運営を長くしているという部分は「普通」のセラピストではないと思います。
そうして自分の考えや実践していることをブログに書いてSNSで発信して、2019年からはオンライン講義で話したりしてきました。
そんなこと続けていたことで、現在契約している非常勤掛け持ち先のお仕事は先方さんから声をかけていただいて契約させていただきました。ブログなどを見ていただいて研修会のご依頼をいただき、研修会でお話したことがきっかけでお仕事の依頼をいただき働いています。
自分の考えているリハビリテーションの在り方やセラピストとしての方向性に共感いただいた医師や経営者の方に声をかけていただきました。
そんなことから考えると、僕が考えている方向性って間違っていないんじゃないのかなと思うのですよね。
若い世代に示していきたい
キラキラしたセラピストでなくても、普通のセラピストでも、きちんと情報収集して、実践していくことで、これくらいのことはできるんですよってことを示していきたいんですよね。これくらいってのは、僕自身が考えているリハビリテーションの在り方のことを理解してもらって雇用してもらえていることを指しています。もう少し言うなら、少しずつ共感をしてもらえるフォロワーさんも増えてきています。
厚労省が示していること
診療報酬や介護報酬の改定
リハ業界のトレンド
こんな情報を収集しながら、臨床でどんな風に展開していくのかってことをコラムやオンライン講義で伝えています。
特にここ数年は、非常勤掛け持ちの臨床での経験を活かしながら、
生活期リハビリテーション(通所リハ、訪問リハ、訪看リハ、通所介護)のことや多職種連携、多事業所連携、活動と参加へのアプローチ、病院リハと生活期リハの連携、2025年に向けたリハビリテーションのことなどについて、書いたり話したりしています。
生活期リハの視点で病院リハと地域リハをつなぐ・変える
ということがここ数年の私のテーマです。
治療手技とか技術ではなくて、リハビリテーションそのものについて書いたり話したりしています。
これって、これから長くこの業界で働いていこうとしている若いセラピストさんにとってはめちゃくちゃ大切なことだと思うのですが、なんだかあまり語られていないことだと思います。
皆さんの職場の先輩の皆さんって、こんなことを話題にしてはりますか?
私は50代の作業療法士として、自分の考えや実践を伝えていくことで、同じ職場で働いているわけじゃないけれども、自分より若いセラピストの皆さんを育てていくことができればいいなと思っています。
自分の背中を見てもらいたいなと思います。
そんな想いで開始したのが、やまだリハビリテーション研究所のメンバーシップ!
2022年10月6日から開始しています。
毎日コラムを投稿しています。オンライン講義も毎月開催していく予定です。
◆「普通会員(読む・見る・聞く)」月額500円
初月のみ無料です。
やまだリハビリテーション研究所のメンバーシップで提供するコンテンツのうち、コラムを中心とする日々の投稿を「読む」に加えて、動画視聴やオンライン講義への参加などの「見る・聞く」コンテンツなども利用できます。
※特典として、2018年~2022年の有料コンテンツも利用できます。アーカイブ動画の視聴も可能です。
未登録の方が、メンバーシップに参加するには
noteのアカウントを取得する。
やまだリハビリテーション研究所のメンバーシップの画面に移動する。
「読む会員」「普通会員(読む・見る・聞く)」いずれかに参加
クレジットカードの登録
という流れになっています。
「普通会員(読む・見る・聞く)」は初月無料なので、参加登録の時点では課金されません。翌月の1日に課金され、以降毎月1日に課金となります。
いずれにしろクレジットカードの登録が必要になります。ただし、「普通会員(読む・見る・聞く)」は初月無料ですので、月末にメンバーシップの登録を解約すれば、課金されません。
※ただし、クレジットカードの情報は私個人が管理するのではありません。noteサイトを運営しているnote株式会社が管理しています。noteサイトの仕様なのです。
そのあたりのことはこちらにまとめました。
◆メンバーシップへの参加登録の仕様のこと
普通会員「読む・見る・聞く」は初月無料なので、ぜひ一度登録していただいて、どんなことを書いたり話したりしているのか見てみてください。
とくに、自分のこれからのセラピストとしての方向性に悩んでいるセラピストさんには一度見てほしいなと思います。
毎月コーヒー1杯の値段で、新しい学びの形をお届けいたします。
11月に参加されると初月無料で以下の講義にも参加できるし、オンライン講義のアーカイブ動画も見れますよ。
◆メンバーシップのことはこちらからご覧ください
やまだリハビリテーション研究所
作業療法士
山田 剛
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