コラム14「自宅復帰」の一歩先を目指した目標設定とアプローチを!
療養生活を自宅で行うことができるようになることだけが、回復期リハビリテーション病院の在宅復帰ではないと思っています。
上記の2つのコラムでも書いたように、回復期リハビリテーション病院でのリハビリテーションや病棟での過ごし方といった生活スタイルの在り方が、退院後の生活に大きな影響を与えます。
そのためには、退院後の生活にも大きな影響を与える。入院中に行っていた生活がそのまま退院後の生活でも行わる可能性が高い。
入院中に、
理学療法士や作業療法士、言語聴覚士が提供するマンツーマンのリハビリテーションだけが「リハビリ」だと患者さんが誤解してしまうと、退院後もセラピストに依存して、頼り切ってセラピストとリハビリを継続することを希望するようになってしまうでしょう。
リハビリテーションって言うものはリハ職がいなければ実践できないものではありません。リハ職だけがリハをするのではないのです。
依存的なリハビリテーションにならないためにはリハ職だけではなくて、病棟全体での取り組みが必要なのです。
セラピストによるリハビリテーションに依存させないとはどういうことなのでしょう?
加えていうなら、リハビリテーションはPTやOTやSTだけが実践するものではないのです。
リハビリテーションは「いつ」「どこで」「だれが」?
回復期リハビリテーション病院で実施されているリハビリテーションは一体どこで実施されているのでしょうか?
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