見出し画像

【2022.12.19.】2024年同時改定に向けて⑮「新しいことへの取り組み」と「知らないことへの不安」と「動けないあなた」へ

※このコラムはどなたでも最後までお読みいただけます。

「2024年同時改定に向けて」シリーズコラム一覧こちらからご覧いただけます。

今日のコラムは過去コラムに書いたことを少しアレンジしています。
2020年2月コラムより:
「新しいことへの取り組み」と「知らないことへの不安」と「動けないあなた」へ

2020年からこんなことを書いているんですね。

当時と今とでは状況はほとんど変わらない。

やまだstyleはまだまだ浸透していないってことですね。

変化を好まない保守的なリハ業界


新しい取り組みを実践すると、批判とまではいかないけれども素直に賛同してくれる人がたくさん現れてこないという状況になる。

かといって、賛同してくれない人が共感していないわけではなく現状のままの取り組みを続けていくことに対して不安を感じてはいる。

だけども新しい領域や新しい課題への取り組みに対して、勢いよく飛び出せないセラピストが多い状況が今のリハビリテーション業界だと感じている。

活動と参加へのアプローチ触らないリハビリテーションのことを講演などで伝えると、

「今のリハ室の雰囲気では実践は難しいです」

といわれたりもした。

やってはみたいけど、理解されない。

でも、みんなリハビリテーション業界の現状のあり方には不安を感じている、だけど新しい取り組みを自分自身で実践することに対しては躊躇するようだ。

閉鎖的というのか、閉塞感にあふれているというのか、悪い意味での徒弟制度と言えばいいのか・・・

診療報酬や介護報酬が設定されているから、リハビリテーションの内容に関係なく病院や事業所は収益を上げることができるし、セラピストとしての成長があろうとなかろうとお給料が支払われる。

だから結果としては「現状維持」の方が新しいことを積極的に取り入れるよりも楽だという事になる。

患者さんへ実施しているリハと同じですよね、「現状維持」を目標にして同じプログラムを毎日実施している方が考えなくていいから楽なんですよね。

それでいいと思っている人はこの過去コラムは読む必要がないですし、私のnoteを見る価値はないです。

だけど、少しでも現状を変えたいなと思っているなら、こんなコラムも読んでみてください。

今からでも変わることはできるんですよ。

時代の変化に応じたリハビリテーションの在り方を一緒に実践してみませんか?

やまだリハビリテーション研究所
作業療法士
山田 剛

#やまだリハビリテーション研究所

ここから先は

0字

「生活期リハの視点で病院リハと地域リハをつなぐ・変える」を主要テーマとして、大阪の作業療法士のやまだ…

普通会員【読む・見る・聞く】

¥500 / 月
初月無料

団体・法人向けプラン

¥5,000 / 月

フリー作業療法士として日々書いております。サポートは励みになっています。サポートなくてもお買い上げいただけますが、あると嬉しい。