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自己紹介

はじめまして。じゃなくって普通に、こんにちは。
これは2回目の投稿です。前回初投稿をしてから気づきましたが、皆さんこのような自己紹介を最初に書いているんですね。勢いあまって、いきなり過去の思い出を載せてしまいました。遅筆のくせに、こういうことをしてしまう私です。

気を取り直して、自己紹介をしたいと思います。
山田もめんです。東京生まれ、東京育ち、東京在住です(2021年3月現在)。
私の祖母が「山田きぬ」なので、相対するものとして(?)このペンネームを付けました。我ながら気に入っています。

noteを始めた理由は、時間をかけて自分の心情をアウトプットするのが好き、ということを(再)自覚したからです。

私は中高生の時にノンフィクション系の本やルポルタージュにはまり、一時期「将来エッセイストになりたい」とか話していました。行事などの感想文を書くと人前で読み上げられることもけっこうあり、嬉しかったことを覚えています。
一方で、全員参加の小論文コンテストとか課題図書の感想文書けとか言われるとてんでダメで、思考がストップしていました。成績というものが絡むと気持ちが向かないタイプでした。そんなものだから「自分は文章を書くことに向いてない」と思っていました。
その後も本を読むことはまあまあ好きくらいのレベルで、書くことなんて長い間敬遠していました。

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そんな或る時、又吉直樹・せきしろの共著「カキフライが無いなら来なかった」に出会い、そこに載っていた自由律俳句とショートエッセイに強烈に魅せられてしまいます。
私の生きる世界はこれだ!!! と、めでたく覚醒することになりました。

「あ」と思っても2秒後には忘れてしまうようなちょっとした違和感や、日々の小さな小さな出来事をそのまま詠む自由律俳句。そしてその自由律俳句が生まれるに至った背景を描くショートエッセイ。

私もやってみたい。
そう思った時にふと思い出したのは「エッセイストになりたぁい♡」なんて言っていた中高時代。
そういえば自分は昔から心から思ったこと、感じたことしか上手く書けないんだよな。小論文とか課題図書の感想文とかはダメだったんだよな。
でも、鎌倉遠足での友達との会話とか、修学旅行で訪れた記念館の感想とか、自分が心から面白いと思ったことや心に強く残ったことに関しては、すらすらと言葉が出てきていたんだよな、ということ。

やっぱり、その気持ちに嘘がない人の言葉は強い。引き寄せられる。美しい。
私もそんな風に言葉を紡いでみたくなったので、まずツイッターで自由律俳句を始め(https://twitter.com/yamada_momen)、少し慣れてきたのでそろそろエッセイもということで、先日からnoteを始めました。

(小論文が上手い人に嘘があると言っているのではありません。テーマにもよりますが、私の得手はそれじゃないということです。)

自分の心情や相手の心情に向き合って言葉を紡ぐ人には、本当に魅了されます。
私もそんな人になれるよう、心の耳を澄まして、丁寧に言葉を出して行こうと思います。

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