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北区の財源、3分の1は東京都からの交付金?!

今日も十条駅前、赤羽駅前で街頭演説をさせて頂きました。足を運んでくださった皆様、SNSのライブ配信でご覧頂いた皆様、ありがとうございました。

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そこでもお話をさせて頂きましたが、街の財源の実態とは。

令和二年度の北区の予算(一般会計)、約1500億円のうち、自主財源の区民税は20%にも届きません。
一方、3分の1は東京都からの特別区交付金です。

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23区平均特別区税:28%特別区交付金:27.5%で、交付金に頼る北区の財政が表れています。
※平成30年度決算より
http://www.city.kita.tokyo.jp/zaisei/kuse/zaise/hakusho/documents/r1hakusho.pdf

北区と東京都は財政面からも密接に結びついています。

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「特別区交付金」って?

東京23区は市町村と同じく「基礎自治体」と呼ばれ、その自主性が保障されながらも東京都という大都市の中心地として、高いレベルの都市機能が求められます。
とはいえ、財政事情は区によってさまざま
そこで、消防や下水道など、本来であれば基礎自治体が行う行政事務を東京都が一括で処理しています。

このような関係から、通常の市町村であれば自治体に納める固定資産税、法人税などは東京都が徴収しており、そののち、各区の財政上の需要と収入の差を調整するものとして、特別区交付金(特別区財政調整交付金)が交付されています。

ここでお気づきかもしれませんが、需要と収入に差がなければ、交付のない不交付区です(災害対策の特別交付金を除く)。港区は17年連続で不交付となっています。(不交付という事は…!?)

ある演説の中で触れた事もありますが、赤羽駅は以前一階建てだったのを400億円超をかけて二階建てに整備しましたが、その半分は国の予算残り半分の7割は都の予算でした。これは分かりやすい一例ですが、そうしたバランスの中で街が成り立っています。生活に身近な事、普段意識せずに利用している物、様々な日常の中に当たり前にあるものが、ちょっと便利になったり綺麗になったり不自由なく利用出来たり。

それは皆さんの悩みや思いがきっかけになっていたりします。その言葉を大切にしたい、そして、それを形にしていきたい。

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だから区と都と国を繋ぐような役割が、都政の中に必要なのです。

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皆さんの声を聞かせてください。そして、その声を届ける仕事を私に担わせてください。

今日も読んで下さってありがとうございます。

今日は演説の後公園を幾つか訪ね、子育て世代の方や子供たちとも交流しました。自分も子供を持つ親として改めて思った事を明日書けたらと思います。明日もよろしくお願いいたします。

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