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【DAY1】青天の霹靂〜アキレス腱断裂〜
「よしっ、身体の感じいいぞ!」
朝起きた時は身体がいつもよりスッキリしてました。
今日は3年ぶりに出場する地元のバレーボール大会。
腰のヘルニアに加え、
フィンランドへの新婚旅行で13時間のフライトで状態が悪くなっていたんですが
接骨院に通って万全な状態で迎えました。
なにより今回は奥さんが応援に来てくれて
初めてスポーツしているところを見せられるので
相当張り切ってました。
試合は初戦から優勝候補。
久しぶりの試合でドキドキワクワク、
奥さんもベンチから声援を送ってくれ
1セット目をなんとか先取。
コートチェンジの合間、
妻が涙ぐみながら
最高の褒め言葉を言ってくれた。
腰の状態をよくしといて良かったなと心底思った。
「久しぶりだけどなかなかいけるぞ…
もっともっと飛ぶぞ…」
と意気込んで臨んだ2セット目。
相手チームも本領を発揮し始め、
なかなか追いつけずに歯痒い時間。
そろそろ挽回したい場面で
前のボールを取り入った瞬間、
"ドーン"
「あれ、ボールがぶつかったかな?
後ろの人とぶつかったかな?」
と後ろを振り返るも誰もいないしボールもない。
平然とチームメイトがサーブを打とうとしてました。
立ち上がることはできず、
攣った?と聞かれるが
攣った時とは違う何かが切れてる感覚。
ベンチへ運んでもらい
チームの柔道整復師の方が状態を見てくれた。
「たぶんアキレス腱切れてますね…」
日曜だったのでなかなか病院も決まらず
救急車で総合病院へ。
初めての救急車。
揺れる振動でアキレス腱が悲鳴を上げる。
でも休日の混んでる道をスイスイすり抜けて病院まで送り届けてくださった救急隊の皆さんには本当に感謝しかない。
ありがとうございました。
救急外来に到着し
すぐに医師が診察してくれた。
👨⚕️「あー、切れてるね。手術です。ウチでする?希望の病院とかある?」
唐突の手術宣告‼︎
手術?入院?麻酔?お金平気かな?
などなど
痛みで悶えながらも色んな現実的な問題が頭をよぎる。
アパート近くの総合病院を希望し
シーネで固定し、紹介状をもらって終了。
救急外来を出て
待合室にいる妻を見てとても安心した。
救急車で運ばれるなんて相当ショックを与えてしまったなと反省した。
こんな時にも気丈に明るく接してくれる妻には本当に頭が上がらない。素敵な方と結婚できて良かったなと改めてしみじみとしてしまった。
新婚さんの惚気はこれくらいにして、
松葉杖を借りて帰ることに。
🧑💼「10,000円預かり金でお願いします」
…
現金1,000円しかありませんでした…
いつ何があるかわからないから
現金は少し多めに持っておくべきですね。
妻がコンビニで降ろしてくれて解決。
ご飯を買って帰宅し、一息。
なかなか気持ちが追いつかないけど
明日総合病院を受診するため
入院セットを妻と一緒に準備した。
一緒にといっても俺は全く動けず、
口だけ達者に動かして
全部用意してもらった。
自分の下着も用意できないのか…
と凹みつつ
嫌な顔を全くせずに手伝ってくれる妻に
また感謝の気持ちでいっぱいになった。
絶対に治していっぱい恩返しをしないとだ。
本当にありがとね。
シーネ固定しているのでシャワーも浴びられず
汗拭きシートでさっぱりして就寝。
明日は総合病院へ。
手術怖いな〜とビビりながらも
この日の夜は恐ろしいくらいによく眠れたのでした、、、
続く。
〜次回、手術するの?しないの?どっちなんだい💪〜