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生気(せいき)を吸われたはなし
お久しぶりです。
とある状況においてだけ異常なほど弱々メンタルな山伏女将です。
皆さんが思っている以上にポンコツです。
先日その最弱ポイントをやられ、二日間廃人のようになっておりました。
Xデーの翌日、目が覚めた瞬間から頭痛と吐き気、更に痛みで首が動かない状態でほぼ寝たきりでした。
医学的には『心身症』と呼ばれるそうですね。(俗世の生業で精神科医をしている弟弟子に教えてもらいました)
頭がぐらぐらして起き上がることもしんどい、少し動いては横になる。
そしてすぐ意識を失う(寝る)。
あれを『生気を吸われた状態』と昔の人は言ったのかもしれないなぁ、とふと思いました。
リラックスしていない状態、緊張していたり気を遣いすぎていたりする状態が続くと、人は背中の真ん中あたりの筋肉がまず萎縮するのだそうです。
それに付随して首や肩へとそれがひろがってゆくと。
上記(頭痛、吐き気など)のような症状が出た時は背中から首にかけてほぐすと大抵楽になりますし、逆に言うとそこをほぐして症状が改善したりすると『あぁ、何か無理をしているな』と気が付きます。
(過剰なストレスは自分ではなかなか気が付けないものです)
最近になって『生気を吸い取る』系統の人がわかってきました。(あくまでわたしにとって)
ポイントは言葉遣いだな、と。
どうもわたし、汚い言葉や人を馬鹿にする言葉が苦手で。
「は?」「きもっ」「ひくわ~」「うわ無理」「あー興味ねーわ」
ここに書くだけでもためらってしまう。
(書くか書かまいか迷いに迷って打ち込むのに3日もかけてしまった。無駄な労力)
耳にするたびに『なんてやさしさのない言葉だろう』と思ってしまう。
そういう人と一緒にいるとものすごく生気を吸われます。
息をするように、笑いながらこのような言葉を使う人たちは結構いるのだろうと思います。
だからそのうち慣れるのが普通なのかなとは思うのですが、どれだけ成長しても、わたしはその人たちと同じ場にいるのが苦痛なのです。
根は良い人だとわかっていても、本当は賢い人だとわかっていても、心が受け付けない。
会った翌日は自分でも驚くほど疲れ果てている。
このような言葉遣いをする人はどこにでも一定数いるのは知っています。
会社にも、学校にも、田舎にも。
だからずっと生き辛かった。
だからわたしはお山に入ったのかもしれません。
だからわたしは好きな言葉を自分で書き残したいと思うのかもしれません。
でもいまだに遅筆。
ハハハ
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