佐賀ひとり旅⑤ 〜御船山楽園〜
佐賀旅行の続きです。
前回はこちら😉
武雄市図書館の前からバスに乗り、御船山楽園へ。
ツツジや紅葉が美しい日本庭園ですが、今回のお目当てはチームラボによるプロジェクションマッピング「かみさまのすまう森」。
日が落ちてからが本番のため、まだ明るいうちに入園して暗くなるのを待つことに。
まずはころころとしたツツジたちとその背後に聳える御船山が見える場所でスタンバイしました。
あたりが薄暗くなるにつれてライトアップの輝きが濃くなっていきます。
美しい…✨✨
プロジェクションマッピングは園内の大きな岩にも投影されています。
個人的に一番キレイだと思ったのがこちら、光の滝。岩の上に張られた布には滝が、岩には当たって弾ける光か投影されています。
あまりの美しさにずっと眺めていたかったけど、こちらは細い道を少し上がったところにあるためか、係員の方がいて立ち止まらないように誘導がありました。
この展示はやはり人気らしく、皆さん連写されてました。笑
でもちゃんと誘導に従っていて人の滞留も起きず、気持ちよく見られました。カタールで開催中のワールドカップでも日本人サポーターの礼儀正しさが注目されてますが、公共の場でのマナーの良さは大切にしていきたいものですね。
「かみさまのすまう森」は園内全体にプロジェクションマッピングによるアートが展開されていますが、屋内の展示もあります。
絶滅の危機に瀕している動物たちが歩き回る部屋には、ここの前室で自分で描いた絵も投影してくれます。
子どもたちが自分の絵を探して歩き回り、見つけてはしゃぐ様子がとっても可愛かったです。
でも、その動物たちは、人に触れると儚く消えてしまいます。無数の花になって散り、消えていく様子は何だか胸に来ました…。
人類が接触することで、一つの種がたやすく絶滅してしまうのは紛れもない事実。楽しげに動物たちを踏み、数を競うように消していく子どもたちのあどけなさと相まって、とても切なくなりました。
こちらも美しかった展示です。鉱石の中に閉じ込められたような赤く煌めく光が、まるで目覚めを待つ生命のようでした。
足元注意ですが、こんな通路も。写真の奥に消えない光の火があるのですが(写真では人で隠れています)、私はそこにたどり着くまでの通路に惹かれました。幻想的でここだけ別世界のようでした。
園内をくまなく見ると2時間くらいでしょうか。
私はバスの時間があったので1時間半くらいで退園することに。
最後に見たのは美しくライトアップされた池と、青い小舟。
うまく写真に撮れなかったのですが、池には色鮮やかな鯉たちも投影されていて、光の中をのびのびと泳いでいました。
振り返れば最初に見た御船山がすっかり暗くなった夜空に輝き、園内の木々のライトアップも見えました。
この御船山楽園、少し思うところもあったので、いつか別の記事で書いてみようかなと思います。
さて、御船山楽園の入口近くのバス停からバスに乗り、武雄温泉駅まで戻ってきました。
コインロッカーに預けていた荷物を取り出し、電車で佐賀駅へ。
この日のお宿は東横イン佐賀駅前。
まだ新しいホテルで、内装がとってもキレイ！水色の壁が可愛いです。
窓の向こうは佐賀駅のホームで、電車もよく見えました。(でも音はまったくうるさくないので、よく眠れましたよ〜😊)
部屋に入ったのが20:30過ぎだったので、もうお腹ペコペコ！
晩ご飯は武雄温泉駅で買ったカイロ堂の駅弁です。
じゃーん！！！
第10回九州駅弁グランプリにてグランプリ受賞の極上カルビ焼肉弁当です❤
カルビとスライス肉、食感の違う2種類の佐賀牛を楽しみます！(賞味期限が数時間切れていることには目をつぶります)
駅弁なので冷めているんですが、お肉は柔らかく、脂っこさもありません。さすがA5等級の佐賀牛！！
とろけるような食感と、濃すぎずクセのないタレが本当に美味しかったです。超オススメ！！
ちなみに武雄温泉駅のカイロ堂は18時閉店。私は14:30頃に行きましたが、その時点で一番人気だという佐賀牛ステーキ＆焼肉弁当は売り切れ、私が買ったカルビ焼肉弁当もラストワンでした。
もう一つのすき焼き弁当も残り数個だったので、確実に買いたい場合は予約したほうが良さそうです。
この日はたくさん歩いたので、マッサージ＋休足時間＋着圧ソックスでケアして就寝。次の日はいよいよ旅の最終日です。
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