頭のゴミを捨てる 〜ゴミを捨てて過去も未来も望むように生きる〜
どうもこんにちは!頭のゴミを捨てる方法を実践していってるyamabikoです。
今回は、頭のゴミについて話していこうと思います。
感情のゴミを捨てる
突然ですが、あなたはやる気を出そうとするときにどうしていますか?
例えば顔を一回洗ったり、何か食べたり飲んだりしているかもしれません。
そういった方法は対症療法にすぎず、その場しのぎであまりおすすめではありません。
なので、ここで本当に必要なのは対症療法ではなく、”根本”を治療することです。
この根本というのは、タイトルでもある頭のゴミにあたり、頭のゴミを完全に捨てるという意味になります。
頭のゴミを捨ててしまえば、生き生きとできます。
まずここで気をつけるのが、感情のゴミです。
そもそも感情というのは、脳の大脳辺縁系の扁桃体から作られるもので、昔は敵から生き延びるためにあり、逆に今の人間には適していないです。
例えば感情があることでイライラや焦り、怒りなどといった感情に容易く振り回されるのです。
では一体どうやって感情に支配されないようにするのでしょうか。
結論、それは抽象度を上げるとできます。
抽象度を上げるというのは言い換えると「視点の高さを上げる」ということです。
例えば「あなた」という一人の人間を考えても、職場のあなた・地域のあなた・日本のあなた・世界のあなた・宇宙のあなた と視点が広がっていくことです。
これをしていくとどうなるのでしょうか。
一人で怒っている時は、自分一人のことしか考えずいわば抽象度の低い状態です。
例えば、自分一人から職場のあなたと視点を上げると、職場の中一人だけイライラしているちという新しい視点が広がり、冷静に考えられるようになります。
さらに抽象度を上げて地域になると、地域の中ではもっと苦しい思いをしている人がいるといった高い視点から見れます。
こういったことが感情というゴミを捨てる方法なのです。
これまでの自分というゴミを捨てる
ここでは過去の自分の扱い方について話します。
結論から言いますと、「あの時ああしておけばよかった」などと過去の自分に対して考えるのは何の意味もありません。
実際にそうならなかった「もしもの自分」も頭のゴミの発生源です。
私たちは、過去の記憶を元にして自分の性格や能力を考えます。
また、私たちが見ている世界も、過去の記憶を元にしてできています。
昨日までのあなたが重要と思っていたものを今日も重要だと判断し、逆に昨日までのあなたが重要ではないと思っていたものは今日シャットアウトしています。
こういった過去からの状態を安定して保つようにする仕組みをホメオスタシスと言います。
このホメオスタシスが働いて色々な物事を過去からずっと安定させて考えがちなのですが、これまでの自分を捨てる「ゴミを捨てる」という面では障害になってきます。
なぜなら、現状を維持するのがホメオスタシスの働きであり、自分を捨てるという行為とは全く違うからです。
ここで自分を捨てられないでいると、頭のゴミが溜まっていって仕事のことなどにも障害が出てしまいます。
ではどうやって頭のゴミをクリーンにするのでしょうか。
結論、これは時間に対する考え方を変えるとできます。
わたしたちは、過去→現在→未来という時間の流れで考えています。
これは元々ユダヤ教などの考え方に基づく時間観であり、また違う考え方もあります。
アビダルマ教の哲学の時間観は、未来→現在→過去へと向かって流れていると考えられています。
つまり、未来がいいものになったり未来が悪いものになるということに過去は一切関係ないのです。
例えばある人気のナッツを買いに行ったときに、最後の一袋があったのに人に取られてしまいます。
ここで2軒目に行くと、セールでたくさん売られていて二割引で買うことができました。
つまり、未来によって過去が持つ意味が変わったということです。
もし一軒目でナッツを買えていれば、定価の2割引で買えることはできませんでした。
ですので、これは一軒目で出会った不幸は二軒目で出会う幸運のために必要だったということになります。
良い未来から逆算してみれば、どんな現在も過去も良い未来を作るために必要な出来事なのです。
・時間は未来から過去へ向かって流れている・過去は自分の未来に影響を与えない・未来が過去を作る・未来が最高だと確信する ということを守って望む未来と過去を作っていきましょう。
まとめ
感情のゴミを捨てる→抽象度を上げて全体的に高い視点から物事を見ることによって、感情というゴミを捨てることができる。
これまでの自分というゴミを捨てる→時間に対する考え方を変えて、未来で過去を作っていく。
今日は頭のゴミについて話しました。
今日の内容は読解が苦手な人にとって少し難しかったと思うので、何回も読み返して定着させてみてください。以上です。
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