苦手意識というよりトラウマに近い

 どうしても目を背けてしまう、どころの話じゃない。もう次の瞬間にはそのことは忘れてるし、無意識のうちに捨てようとしたり、隠してしまったりしていることがある。私には、苦手なものがある。

 いつかは向き合わなければいけないと、怯えながら生活してきた。逃げ切れることなどないと分かっていながら、ずるずると逃げ続けてしまってきたことが、沢山ある。立派な大人のふりをして生きてきた。

 それを、トラウマだからと、これは一種の精神疾患だと言って許してほしいわけではない。結局、いつかツケが回ってきて、苦しむのは自分だ。いや、自分だけではないな。自分に関わる周りの大切な人たちまでも、迷惑をかけてしまうんだろうな。嫌だな。それは嫌だ。

 あぁ、蓋をしてしまいたい。

 自分一人でどうにもできないときは、プロに頼ろう。弁護士か、税理士か、医者か、カウンセラーか…。ハードルが高ければ、とりあえず親か、恋人か、友人か。とにかく、もうひとりではどうにもできない。過信するな。出来ると思うな。何とか出来なくて今ここまで来てしまっているんだから。

 懺悔。私は逃げてきました。だから、もう、ひとりでいるのはやめます。

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