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上司としてコーチングを常に考えているけど、コーチングってなんだろう

最近、コーチングってなんなんだろうって考えることがとても多いです。


以前より、ティーチングとコーチングがあり、対象者の状況や物事で使い分けたほうが良いということは、頭の中では理解してやっているつもりでした。

そして、コーチングは部下をさらなる高みに持っていくためにとても必要なこと、自らの意思で悩んでいること、困っていることを解決に向けて取り組む手助けをするようなことだと思っていました。

しかし最近思うのは、コーチングってこれだけじゃないのかなって。


Wikipediaからコーチングを調べると以下のようなことが書いてありました。

1. 運動・勉強・技術などの指導をすること。
2. 促進的アプローチ、指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること目指す能力開発法・育成方法論、クライアントを支援するための相談の一形態。ただし、世界的に合意された明確な定義は存在しない。
3. 馬車を疾駆すること。転じてドライビングのように単なる乗馬や競馬の意味でも用いられる。

なるほど。

私が思っていたコーチングは2に関することしか考えられておらず、ここでも2についてまとめていきます。


最近、コーチングって信頼関係、コーチする人とされる人で信頼関係があり、コーチされる人が素直に自分の考えを伝えていかないといけないし、コーチをする人の意見を疑っていたとしたら、コーチングとしての効果を最大化できないと思っています。

そして、コーチされる側が成長していくこと、主役はコーチされる側にあると思っています。


しかし、野球などのスポーツを見てみると、監督って変わることがよくあるし、メンバーもチーム移籍などが毎年ありますよね。

そのたびにコーチが変わると思うんですよ。

初めは、当然ながら信頼関係ってないじゃないですか!


だったら、コーチは何するの?

コーチングを実施したとしても、信頼関係がない状態でコーチされる側が本音で話していなかったとしたら、時間の無駄だなって思うんです。


私は野球は全然詳しくないですが、新庄剛志さんが日本ハムの新監督になったとうニュースをたまたまテレビで見ました。
そしたら、選手より目立つ存在になろうとしてるじゃないですか。私のコーチングの考え方からしたら理解ができない発言で、新監督にメンバーは心を開くのだろうかって、正直思ってしまいました。
(服装もありえないような襟でまるで海外コントのような感じでしたしw)
私がどんな人か存じ上げないというのも理由かもですが…


私なりに考えるコーチング

そして、私なりにコーチングを考えてみました。

コーチングは、メンバーの能力を引き出すための手助け、メンバー自身でどうするかを決断させるための手助けをし、その後成果を出すための補助的な役割だと思っています。

しかし、それだけではなく、コーチされる側との信頼関係の構築であったり、信頼を構築するための自身の実績を作ることもコーチングをする側にとってとても大切な仕事なのだなと思っています。


上で述べた新庄監督の例だけではないですが、実績があれば信頼される可能性は高まるでしょうし、実績もないけど「コーチングできます」って言われると正直不安に思いますよね。

そうならないよう、自分の専門分野に関して勉強し、成果を出し、信頼されやすいような状況を回り方固めること、これもコーチングをする人にとってとても大切なことですよね。きっと。


最後に

当然ながら、上司という立場になり1on1であったり、メンバーの育成を担当するようになり、Wikipedia通りのコーチング「指導的アプローチで、クライアントの学習や成長、変化を促し、相手の潜在能力を解放させ、最大限に力を発揮させること」は意識してやっていました。

しかし、信頼を得るための自身の成長、自身で実績を作ること、メンバーとの信頼関係の構築といったところは意識できていない部分ではありました。

信頼関係はコーチング関係なく気にしていましたが、改めて意識して行こうと思いました!


以上
本日も読んでいただきありがとうございました。

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