ONE PIECE×高杉晋作②〜1人vs15万人。たった1人でも戦う覚悟〜
前回から高杉晋作さんのシリーズを始めました(^ ^)
前回は、高杉さんが上海に留学したところまででしたね✨
世界最強だと長らく言われていた清(中国)が、欧米から完膚なきまで叩きのめされ植民地にされている状況をみて
『このままじゃ、日本も同じ道を辿ってしまう!!』
と、強い危機感を募らせた高杉さん。
『早く日本を海外に負けない強い国に生まれ変わらせなければ!』
その思いで、海外の政治・経済・軍事・文化をこれ以上ない速度で吸収し、まずは長州藩から実現させようとしました✨
この急進的な動きが幕府に危険視され、長い戦いの日々が始まります。
今は歴史が確定しているから、幕府が結局負けちゃうんでしょ?
と簡単に考えてしまいがちですが、この時長州に差し向けられた幕府軍は15万人。対する長州軍は数千人です。
戦いにもならないのは、明らかですよね(>_<)
序盤、長州は負けに負け続け、松陰先生の松下村塾四天王と呼ばれたメンバーも高杉さん以外全て戦死してしまいました。
このままでは、藩が滅びてしまう。
そう思った長州藩の殿様は幕府に降伏する姿勢を示そうとしますが、高杉さんは断固拒否。
それによって、味方であったはずの長州藩からも命を狙われてしまうことになってしまったのです。
ここで白旗を挙げることは簡単。
ただ、せっかく動き出した流れを止めてしまっては、日本の動きも止まってしまう。松陰先生から受け継いだ意思の火も消えてしまうんです。
今こそ、立ち上がらなければならない。
高杉さんは、生き残った仲間たちに
『俺と一緒に命を賭ける者はいないか?ここで幕府に降参しようとする長州軍を倒せないと日本は終わる。それは同時に、松陰先生が命懸けで灯した火も消えてしまうことを意味するんだ』
と、声をかけて回ります。
が、最も近い仲間たちにもことごとく断られてしまいました。
それもそのはず、長州軍は2000人。その後ろには幕府軍15万人が控えているのです。
対するのは高杉晋作ただひとり。
あまりにも無謀な勝負に、誰も命を賭けることはできなかったのです。
ただ、高杉さんは諦めませんでした。
なぜなら、松陰先生の『狂』の精神をしっかり受け継いでいるからです。
たったひとりでもやるんだ!!
そうやって、戦いに臨もうとしたその時、
『大好きな高杉さんを1人死なせるわけにはいかない!!』
と立ち上がったのが、後の初代総理大臣伊藤博文です。
そこから、少しずつ仲間が集まり、最終的には84人。
『84人 VS 15万2000人』の戦いがまさに始まろうとしています。
もちろん、全員100%死ぬと分かっています。
ただ、結果よりもやる価値があるかどうか?
『自分が正しいと思うなら、たとえ何千万人が相手でも信じた道を進め』
この松陰先生の教えの通りに、全員が命を賭けることを決めたのです。
そろそろONE PIECEに話を移しますね✨
ルフィにも全く同じ状況がありました。
仲間が捕まってしまった時
相手は1万人もいるにも関わらず、たった1人で乗り込んで行きました。
しかもその戦いは、世界全体に喧嘩を売ることにまで発展してしまいました。
ルフィからしたら、世界中を敵に回しても大切な仲間を助けたかったんです✨
また、ルフィのこんな言葉も心に残っています。
『出来るかどうかじゃない。海賊王になるって俺が決めたんだから、その為に戦って死ぬんなら別にいい』
出来るかどうかじゃなくて、やる価値があるかどうか?
その為に自分の命を賭ける。
ここも高杉さんの言葉と共通していますね✨
何かを成し遂げる人にみんなこんな思いを持っていたのではないでしょうか?
もしあなたが
『何かに挑戦したいけれど、失敗したらどうしよう』
と、二の足を踏んでいるなら、ぜひ2人の言葉を思い出してみてくださいね✨
今日も読んでくれてありがとうございました(^ ^)