ONE PIECE×高杉晋作③〜受け継がれる意志。革命に生きた男の最後〜
今日で高杉さんのシリーズも最後です。
前回まで、たった84人で15万2000人に戦いを挑んだという話を書きました。
「この戦いがどんな推移で進んでいったか?」
ここで書くとあまりに長すぎるので、興味がある方は是非調べてみてください♪
ちなみに、吉田松陰先生→高杉晋作さんの流れを司馬遼太郎さんの『世に住む日日』という小説が詳しく面白くまとめてくれています✨
結果からいうと、高杉さんたちの軍勢は幕府軍に勝利を収めました。
250年間続いた天下の徳川幕府が、たったひとつの藩に敗れたのです。
まさに、『世界がひっくり返った』くらいの衝撃が全国に走りました✨
ここから、時代は一気に走り始めます!
「本当に日本は新しい国に生まれ変わるかもしれない」
日本中にそう思わせるには十分すぎるほどの衝撃でした。
高杉さんはこの戦いに勝利した1年後、燃え尽きたように結核で息を引き取ります。
まさに『松陰先生の仇をとる!』ことに全てを賭けた人生。
ちなみに、この高杉さんからのバトンを次に受け取るのは皆さんご存知の坂本龍馬です✨
長州軍と幕府軍の戦いに実は龍馬も援軍に来ていました。
高杉さんは龍馬に対して
『今日本には絶対に死んではいけない人間が2人いる。それは君と僕だ』
と伝えたと言われています。
カッコよくて、痺れまくりですね!!!(笑)
この時、高杉さんは龍馬に最新式のピストルを渡し、それによって後に龍馬が九死に一生を得ることは歴史好きの間では有名な話✨
歴史を学んでいくと、こうやってずっと熱い意志が受け継がれてきたんだとしみじみ感じます。
そんな高杉さんが死の間際に残した句はこちら。
『おもしろき こともなき世を おもしろく (すみなすものは 心なりけり)』
人生なんて面白くもなんともないんだ。それを面白く生きれるかどうか心次第だ。という意味ですね。
「俺は面白く自分の人生を生き切った。さぁ、あなたはどう生きる?」
と言われている気がします。
ONE PIECEの登場人物も、死の瞬間に笑顔を見せるキャラクターが多いですね✨
海賊王ゴール・D・ロジャー
光月おでん
ポートガス・D・エース
モンキー・D・ルフィ
みんな自分の夢と情熱にまっすぐ、後悔のない生き方を貫いたからこそ笑顔で死を受け入れられるのではないかと感じます。
こんな風に、人生を終えられたらこれ以上なく幸せですよね✨
『こんな言葉を残して死んでいけるような人生にしたい!』
と、是非この機会に自分を見つめてみてください(^ ^)
今日も読んでくれてありがとうございました♪