女性に足りない栄養をぎゅっとひとまとめ!包丁無しで作る炊き込みご飯
日差しが強くなり、ちょっと出かけるだけでも紫外線を浴びない日はありません。
それに、家の中にいても紫外線は浴びるしね。
紫外線を浴びるということは酸化するということ。
抗酸化力のある食べ物の助けを借りて日焼け対策を!
とはいうものの、調理に時間がかかるとキッチンに居るのが地獄ですよね?
調理は炊飯器に任せて涼しくオリンピックを見て過ごせるように、炊飯器で作れる炊き込みご飯のご紹介です。
夏にトマトは欠かせない
トマトの色、赤い色はリコピン。
β-カロテンの2倍、ビタミンEの100倍もの抗酸化力があると言われます。
そして、薬膳では赤い食材は血を作ると言われてます。
胃腸の調子を整えて、潤いをアップ、喉の渇きをすばやく癒します。
体を冷やす性質を持つので、暑さ対策にもなる野菜です。
これを聞いたらトマトを食べよう!と思いませんか?
この炊き込みご飯はトマトベースです。
でもトマト嫌いでも食べやすいはず。
【包丁無しでもできるエイジングケア洋風炊き込みご飯】
材料/
米2合、サバ缶1個、冷凍ミックスベジタブルカップ半分程度、にんにく1片、トマトピューレカップ2/3程度、味噌大さじ1、塩コショウ少々、バジルやパセリなど(今回は家にあったセリを使用)、レモン適宜
作り方/
材料をとにかく入れる(笑)
これで炊飯器のスイッチオン!
炊き上がったら、にんにくを取り出し、塩こしょうで味を整えて完成。
作る際のポイント
1.と2.の間にトマトピューレを入れます。
(写真だといきなり水が赤くなる汗)
正確には缶の汁+トマトピューレ+水が二合分より少し少な目になるようにセット。
ミックスベジタブルからも水が出るので。
その後サバを入れます。
にんにくを入れてサバ独特の臭みを消します。
そして、トマトピューレを使います。
これは、フレッシュなトマトに変えてもらってもOK。でも、できるだけ完熟のモノにしてくださいね。
そういう意味ではトマト缶やトマトピューレはトマトの酸味が少なく甘みがあるのでおススメです。フレッシュなトマトを使うならプチトマトが良いです。
にんにくはそのままもしくは、二つに切って炊き込みますが、ごはんが炊けたら取り出します。
にんにくのみじん切りを入れがちですが、そうするとまな板と包丁を使うでしょ?あくまで簡単に作りたいのです(笑)
なぜ、取り出すかというと、アラフィフ世代はカラダが乾燥している人が多いから。生のにんにくは強くカラダを温めます。加熱するとお腹を温めて胃腸の働きを良くさせる時々食べると良いものなのです。
体力を回復させる効果もあるしこんな時だからこそ食べたらよいモノなんですが、アラフィフ世代の特徴、カラダの水分が不足している場合は食べ過ぎと生のにんにくは避けて欲しい。
カラダの必要な水分が不足のためにのぼせや顔の火照り、夕方からの微熱などになるので、熱を加えることになるため症状が酷くなる原因になります。
サバ缶を忘れていませんか
一時サバ缶が流行っていましたが、もう忘れていませんか?
毎月の生理で血を失い、妊娠・出産・母乳での授乳と血を失う性をもつ女性。
アラフィフともなれば、意識して血を補ってこなかったら血が足りてないのがベースの体質。常に血を補うことを意識しないとなりません。
それでも、夜更かししたり実力以上に頑張ることが続いたり手術や大病の後は血が足りていません。意識して増やしていたとしてもね。
忙しい時のご飯はどうしても手抜きになりがち。
そんな時は、味がついていて栄養かも高い缶詰を利用すると良いですよ。
包丁を使わずに野菜も食べるならミックスベジタブルの冷凍を使ってしまいましょう。そうめんだけより栄養がしっかり摂れます。
味噌が決め手
洋風なのに味噌?と思われたかもしれません。
最近の日本の家庭では味噌汁を作らない家庭が多くなっていると聞きます。
私の周りでは毎年お味噌を作っている方が多いので、そんなに味噌汁を作らないのはホントかなぁ?と思うのですが、洋風なお料理が多いと確かに味噌汁率は減るかもしれません。
また、夏の熱い時期だけは味噌汁無し!というご家庭もありそうですね。
洋風でも味噌を使う方法としてこんな時に味噌を入れると、サバの臭みも消えるし、発酵食品を摂れます。
また、冷える時期や体が冷えているなら、トマトの冷える性質もにんにく・味噌でほぼ冷やさなくなっているので使ってみてください。
風味がよくなり味に深みが出ます。
香りの良いもので気を巡らせる
最後にバジル(温めて気や血を巡らせる)やパセリ(鉄分豊富。温めて胃もたれ緩和)をトッピングして完成!
レモンをきゅっと絞って食べて下さいね。
さっぱりして美味しくなります!
【関連記事】
なかったことにする薬膳が学べる7日間の無料メール講座を配信中です。下のバナーをクリックしてお申込みください。