暑くて料理をしたくない時の浮腫み対策!火を使わない切り干し大根レシピ
6月中の梅雨明けで、これから約2か月半の夏。
気が遠くなるようです。
暑くて調理をしたくないとお菓子でお腹を満たしているとこの先の暑さに身がもたないかもしれません。
買い物にも暑くて行きたくない。そんな日は買い置きの乾物を使いましょう。
切り干し大根の火を一切使わないレシピのご紹介です。
切り干し大根は生の大根の冷やす性質を、天日干しすることで緩和させるだけでなく、栄養分が凝縮されているので是非食べて欲しい食材です。
むくみ対策になる一切火を使わない切り干し大根
材料/
切り干し大根1袋、青紫蘇5~6枚、梅干し大1個、白ごま大さじ2、ちりめんじゃこ大さじ2、塩麴小さじ1~1.5(梅干しの塩加減によって加減してください)
作り方/
1.切り干し大根はボウルに入れて軽く水洗いしたら、そのままボウルに水を張って5分程度戻す。
2.青紫蘇はクルクル巻いて細めの千切りにする。
3.梅干しは種を除いて包丁で細かく刻み塩麴と混ぜておく。
4.切り干し大根は5分程度水に浸したらよく絞って、適当な大きさに切る。
戻し汁は味噌汁の出汁として使うので取っておく。
5.別のボウルに絞って切った切り干し大根、紫蘇、梅干し、ちりめんじゃこを混ぜたら完成。
なめてはいけない切り干し大根のカリウム量
切り干し大根は生の大根と比べると、カリウム、カルシウム、鉄分、ビタミンB1、B2、葉酸共に全て切り干し大根の方が多いのです。
100gで比較すると、生の大根は水分が切り干し大根の10倍以上。
カリウム、カルシウムは切り干し大根の方が断然多く、カリウムは何と生の時の15倍です。
よく、きゅうりやスイカはカリウムが豊富だから利尿作用があってむくみが気になる人におすすめと言われます。
けれども、きゅうりやスイカは体を冷やす性質なので、一日中冷房の効いた部屋にいる人は体を冷やしてしまうのです。
切り干し大根は天日干ししているため、冷やす性質が緩和されています。
乾燥した状態でそのまま食べても美味しいのですが、苦手な人もいるので今回は水戻しして使いました。
切り干し大根の戻し汁を捨てない理由
カリウムは水に溶けだしてしまうため、水戻しした汁は捨てずに味噌汁の出汁にして使いましょう。
溶け出したカリウムだけでなく水溶性食物繊維も豊富です。
切り干し大根の出汁は動物性食品を一切摂らないビーガンの方の出汁として昆布、干し椎茸と共に有名です。
鰹だしや昆布出汁と合わせてもお使いいただけます。
繊維質が多いため、尿量が少なくて浮腫んでしまいがちなタイプだけでなく便秘しやすい人にもおすすめです。
カリウムが豊富なのであえて塩気を加えなくても食べられる
味つけは?とご質問いただいたのですが、梅干しとちりめんじゃこの塩気でこのままでも美味しいのです。ただ、和食の箸休めやビールなどのおともにする時は塩麴で味付けすると、単に塩を振るより旨みが出ます。
塩麴はスーパーで味噌コーナーの近くに売っているので手作りでなくても大丈夫です。
よりさっぱり食べたい時は、お酢を少し加えると漬物感覚で食べられます。
全く火を使わない切って混ぜるだけのむくみ対策になる切り干し大根レシピぜひ作ってみてください。
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