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いちごの旬っていつ?冬?春?クリスマスに食べる時に気をつけることは?

間もなくクリスマス。
クリスマスのカラーと言えば、赤と緑と白がぱっと思い浮かぶのではないでしょうか?

サンタクロースの衣装にも赤と白がありますし、ツリーの緑で赤・白・緑の三色ですね。

クリスマスは料理にもこの三色が使われることが多いですが、赤はプチトマトやいちごが多く使われます。

このいちごの旬はもともと春の終わりから夏の初めだと知っていますか?

ハウス栽培が盛んではなかった主流が露地栽培の頃は、この時期の気温と気候がいちごに丁度良かったのですね。

今では、ハウス栽培が主流になっているため、いちごは冬から食べられますよね。特にクリスマスの頃が一番ピークになるのではないでしょうか?

旬の食べ物はその時必要な効果を持っている

薬膳ではイチゴは、涼性といいやや冷やす性質になります。
みずみずしい果汁が多く含まれるため、たくさん食べると体が冷えてしまうのです。

いちご狩りに行って、お腹いっぱい食べた後、トイレが近くなって大変だった経験をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか?

露地栽培で作られるいちごの収穫時期が5月頃からなので、ちょうど暑くなってくる時期と重なります。

本格的な夏までは行かないけれど、晴れた日の日中はそこそこ暑く、その年初めての日焼けをするのもこの頃です。

この時期に旬を迎えるいちごは、喉の渇きを癒して体が急に熱くなるこの時期のクールダウンの薬膳なのです。

消化器系の働きを高めて、食欲不振や消化不良、便秘や下痢にも良いとされています。

五臓の肝、脾(胃)、肺に効果があると言われますが、春は自律神経に関わるが弱りやすい時期。

これにもいちごはマッチします。

赤いいちごは女性の味方

女性と子供はいちごに惹かれるのはなぜでしょうね(笑)

子供は五臓のが亢進しているのが常。
なので、興奮しやすいですし、疳の虫なども大人はならないのに子供はなります。

テンション高く走り回ったりするのも子供の特徴です。

女性はというと、毎月の生理で「血(けつ)」を失い、妊娠・出産・母乳での育児と「血(けつ)」を消耗することばかり。

血(けつ)はに貯蔵されるため、に血(けつ)が不足する生理前から生理中はイライラしやすくなるという、これは女性なら誰でも経験のあることです。

そんな子供と女性がいちごに惹かれるのもなるほどと感じませんか?

特に更年期世代以降は、乾燥も進みますので、いちごの効果はありがたいものです。

赤い色には抗酸化作用のアントシアニンが豊富で嬉しい限りです。

いちごのサンタさん可愛い♡

クリスマスにいちごを食べる時に気をつけること

北海道のように、家の中が常夏(笑)状態ならあまり気にすることなく食べると良いでしょう。

砂糖が使われたアイスクリームを食べたり冷たくて甘いジュースを飲むことと比較したらいちごを食べる方がカロリーも低いですし。

ただし、砂糖や練乳をかけずにそのまま食べた場合です。

気をつけることは、外に出かける前に食べないこと。
寒い場所に行く前に体を冷やさない方が良いですものね。

北海道以外では、一度にたくさん食べ過ぎないことです。
体を冷やす緑茶の冷茶をたくさん飲んでいるようなものだからです。

レタスやトマト、きゅうりなどの夏野菜を使ったサラダを食べて、更にいちごをたくさん食べたら、体はかなり冷えますし水分摂取もかなりしていると考えられますね。

水分を摂ってもしっかり体を潤わせ不要な分は排泄するために、料理に豆類やかぼちゃ、はと麦などを使ったメニューにしたり、ショウガやニンニク、唐辛子、コショウを使ったピリ辛料理も一品あると良いかもしれません。

これらは体を強く温めるため、冷やしたものを温風のドライヤーで乾かすようになかったことにしてくれます。

見るだけでもテンションの上がるいちご。
クリスマスや冬場に食べる時は、本来の旬の気候ではないことを意識して食べ過ぎや他の冷やす性質の物と一緒に食べないようにしてみてください。

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この記事を書いた人
モーリー薬膳ラボ代表 簡単エイジングケア薬膳講師 森澤孝美

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