芋や豆を食べて胃もたれする意味と胃もたれしない食べ方
昨日は、梅雨したくの薬膳ごはんメニューについて書いたのですが、
それをTwitterでシェアしたら、『柚子を一緒に食べると重さが無くなりますね。』というコメントをいただいたのです。
昨日のnoteをまだお読みでなかったらコチラをお読みください。
なぜ柚子と一緒に食べると、重さが無くなるのか分かりますか?
柚子と一緒に食べたのはかぼちゃでした。
かぼちゃは、もさっとしているし、人によってはさつまいもやかぼちゃなどはお腹にどさっと溜まるからあまり得意じゃないと言う人もいますね。
これ、薬膳の視点から言うと「補気」と言ってパワーが充電されたと言うことなのです。
かぼちゃもさつまいもも糖質が豊富で補気食材の代表です。
ただ、いつまでもお腹が重いのはあまり気分が良くないですよね。
この状態は、気は充填されたけれど巡っていない状態。
中医学では、人の体の構成要素は「気」「血」「津液」の3つ。
どれもが十分にあり体内を巡っていることが健康だと考えられています。
巡っていないものは巡らせることが大事。
では巡らせる食べ物にはどんなものがあるでしょうか?
重さを緩和する第一候補は柑橘類
柑橘類の皮を剥く時、ふわーっと良い香りがしませんか?
この香りが気を巡らせて、溜まったお腹の重さを楽にさせます。
香りを嗅ぐだけでも良いけれど、料理に皮をトッピングしたら料理の格がちょっと上がって、手間をかけた印象に。
柚子皮は、お吸い物に入っていたり関西の温かいうどんに入っていることがあります。
ふわっと香るだけで風味も良くなり、気も巡る。
更に家族には手間を掛けた印象に。
かぼちゃを煮た後、柚子皮を刻んでトッピングしたり、さつまいもを煮た時はレモンの皮やオレンジの皮が合います。
私は柚子のシーズンに皮だけ薄ーく剥いてラップに包んで冷凍。
こうしておけば、使いたい時に直ぐ使えるので便利です。
レモンやオレンジも、良い香りのものが手に入ったら同じように冷凍です。
香味野菜やハーブも気を巡らせる
柑橘類の皮以外では、三つ葉、セロリ、ネギ、玉ねぎなどの香味野菜やハーブが気を巡らせる効能を持ちます。
和食なら、三つ葉やネギ、ミョウガを刻んでトッピング。
木の芽も良い香りです。
中華なら、ネギや玉ねぎ、パクチーなど。
洋食ならパセリ、バジル、オレガノ、ローズマリーなどのハーブ。
鶏肉とじゃがいもに塩胡椒とオリーブオイルを回しかけ、ローズマリーの枝ごと2〜3本。一緒にオーブンで焼いたものは家族も大好きなメニューです。
この時も出来上がりにパセリの微塵切りやローズマリーを散らします。
じゃがいもの胃もたれ感が違うのでやってみてください。
料理に使う目的で、プランターや植木鉢にハーブ類を植えているくらいあると便利なのが分かっていただけたでしょうか。
芋や豆、かぼちゃでお腹が重くならないために
結論、芋や豆、かぼちゃなどでお腹が重くならないようにするには、香りの良いものを一緒に使うこと。
和食には和の香味野菜、中華にはパクチーなどでパンチを加える。
洋食はパセリやバジルなどのハーブ類で。
香りで気を巡らせてお腹がいつまでも重いのを和らげてくださいね。
おっと、食べ過ぎで重いのは直ぐには解消できません(笑)。
ご注意を。
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