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湿気と熱が原因の蒸し暑い夏の腰痛対策
昨日のプライベート受講の方はスポーツトレーナーさんで整体もされる方です。
主に更年期からもう少し上の世代の方の運動指導や整体をされています。
この蒸し暑い猛暑の日々、腰痛を訴える方がとても多いそうです。
腰痛の原因はいくつかありますが、外側からの影響と内側で何かが起きている、この二つが大きな原因となります。
外側からの原因は湿気
外側からの原因は湿気です。
冬は湿気と寒さですが、夏は湿気と暑さが外から体に影響するのです。
これはジメジメムシムシの日本の夏だからこそです。
また、外で汗をかき、そのままエアコンの効いた室内に入ると汗が冷えますよね。
これは湿度と冷えによる腰痛の原因となります。
内側からの原因は巡りの悪さや老化
中医学では痛みの原則に『不栄則痛』と『不通則痛』が言われます。
前者は栄養が行き渡らないと痛むと言うことで、後者は流れが悪いと痛むと言うこと。
特にドロドロ血や要らない水分が腰に溜まると、気や血の流れも妨げられるため痛みになるのです。
打撲や捻挫もこのうちの血の流れが悪くて痛むものです。
高齢になると、腰痛になる人が多くなります。
これは骨と関わりの深い五臓の「腎」の弱りです。
腎には「精」という生命力の大元が蓄えられていますが、年齢と共に減少するため、高齢になると腰痛になる人が増えます。
若い時は「精」がたっぷりあるので若い人はギックリ腰になるケースも少ないですし、若い人の腰痛は不通則痛というケースや、外からの湿気の影響が大きいと言えるでしょう。
夏の腰痛対策
湿度によるものであれば、体に溜まった要らない水分を排泄させることが基本です。
暑い時の腰痛であれば、冷やして湿気を取る方法となります。
お勧めする食材は、瓜類・はと麦・緑豆・小豆・蕎麦などです。
そして、要らない水分を食べ物の影響で溜めてしまうことも避けたいものです。
運動習慣が無いと腰を傷めやすいため、同じ姿勢を続けず腰に負担を掛けないようにする、床の物を取る時は膝を曲げて取る、洗面所で顔を洗う時は膝や関節を曲げるなどで腰への負担を軽減することが大切です。
腰が痛いと座るのも立つのも大変です。
湿気で腰痛にならないように気をつけて過ごしましょう。
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