カウンセリング力は相手を知ろうとするコミュニケーション力
昨日は、第二期『薬膳ヘルスビューティーケアアドバイザー認定講座(ベーシック)』の第7回。最終回でした。
最終回は、今までお伝えして来た薬膳カウンセリングの総まとめでお互いにお客様になり、ロールプレイングでカウンセリングと食事のアドバイスをし合います。
今回のロールプレイングはオンラインなので、実際に会ってその方を観察することができないというハンデはありますが、事前に出していただいていたシートを見ながら、質問をして行きます。
それぞれカウンセリングする時の癖があり、思い込みに気をつけなければなりません。
なぜなら、質問したら違う原因を見つけられたかもしれないのに、思い込みにより、それが見つけられないこともあるからです。
何か一つ健康食品を食べているから、その人は健康的な食生活をしていると思い込むのも危険です。
また、お客様によっては、チェックシートを斜め読みするかのように(笑)ご自身の体調に気が付かず、チェックが殆どない方もいらっしゃいます。
相手(お客様)の事をよく知ろうとすることで、カウンセリング力は伸びるのです。
ファンと推しは両想いだと長続きする
エステサロンや、フィットネススタジオを選び予約を入れて来られたお客様は、ホームページや、発信しているSNSやメルマガなどから、どこか「ここは自分の悩みの解決や目指すものの実現ができそう!」と好感を持ってくれた人。
そして実際に初体面するのがサロンです(初回のお客様)。
その時の接客や施術、アドバイスでやっぱり思った通りの人だ!と思ってもらえたら次回も来てもらえますよね。
もしくは、施術やアドバイスの通りにしたらお客様の望む理想に近づいたり少しお悩みが解決できたら、サロンやスタジオにもっと惹かれるでしょう。
これは、推し活に例えると、良いなと思った人をめちゃ観察するとか気になって目が離せなくなる、実際にライブやお芝居を見に行きたくなるファンと同じです。
アイドルはファンに喜んでもらう努力をしているし、自分のファンになってくれたからと言ってファンに対して威圧的になったりはしませんよね。
ツンデレになったりはしません(たとえば笑)
サロンやスタジオに来てくれるお客様も、サロンのコンセプトやサロンの雰囲気、技術だけでなくセラピストやスタジオのインストラクターの人柄が気に入ることもリピーターになってくれる一つの要因ではないでしょうか。
カウンセリングの時も、自分の人柄を気に入ってもらうチャンスです。
ファンと推しが両想いになり、お客様から推し活してもらえると口コミで紹介してもらえるようになるし、リピーターも増えるでしょう。
ファンサービスすることでもっと好きになってもらえるのです。
ファンが喜んでくれるための一つがカウンセリングです。
気に入ってくれている人の事を良く知ろうとすることでもっと喜んでもらえると思いませんか。
カウンセリング力をつけるためには、相手を知ろうとすることです。
表面に出ていることの後ろを見るのが薬膳カウンセリング
施術だけだとすぐに戻ってしまう。
次回来られた時は、前回よりももっと酷くなっていることもある。
セラピスト、エステティシャンの方からよく聞く話です。
表面に現れているのは、その人の体調の一部分でしかありません。
根本的な原因の中には、生活や食事と言った直接的にはそのお悩みには関係ないことだってあります。
それを上手に聞き出すのがカウンセリング力。
ベーシックに合格されると、アドバンスでは毎回中医学の理論からのカウンセリングと食事のアドバイスに繋げる練習をします。
カウンセリングが上手になるには、相手を知ろうとすることと相手の悩みをどれだけ解決してあげたいかという気持ち。
そして大切なのはコミュニケーション力です。
お客様が発しているのに、それを汲み取らなかったら正確な把握ができず、アドバイスも間違ってしまうかもしれません。
今回初めてのロールプレイングでしたが、アドバンスでも磨いて行きましょう。
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