雨の日におすすめの浮腫み対策炊き込みご飯 効能×5!
関西も梅雨入りしました。
雨の日はカラダの中に溜まった余分な水分が、外に出にくくなっています。
梅雨でなくても、予報で雨になることが分かったら、カラダに起こりやすい不調改善を先回りして薬膳に!
ポイポイ入れるだけ!炊き込み薬膳ごはんで湿出し
炊き込みご飯・・・ほらほらやっぱり面倒なこと、やっぱり薬膳て面倒なものと思ったあなたはちょっと早とちりです(笑)
干ししいたけを戻したり野菜や油揚げを切ったりという炊き込みご飯も美味しくて大好きですが、「明日は雨なのね!それじゃこれ!!」とさっとできる炊き込みご飯はとにかくポイポイ入れるだけ!です。
はと麦・切り昆布・とうもろこしの髭の炊き込みご飯
【材料】
米2合半 はと麦ポン大1、切り昆布一つまみ、とうもろこしの髭一つまみ、陳皮パウダー少々 枝豆適宜
【作り方】
1.米を洗い適量の水を入れておく。そこに、はと麦、切り昆布を入れる。2.とうもろこしの髭はお茶パックに入れて1に投入。
3.陳皮パウダーを2に入れて、全体を軽く混ぜて普通に炊く。
4. 炊きあがったら、さやから出した枝豆(冷凍でも良い)を彩りよく混ぜて完成
はと麦は胃腸の働きを高めながら水分代謝を促進
炒ったはと麦を使うことで、はと麦の持つ体にこもった熱を冷ます作用を緩めています。
下痢や食欲不振にも効果があるので、胃腸の弱い私はこのはと麦ポンを常食にしているものです。ポン菓子みたいなのでこう呼んでいます。
はと麦のポップコーン、バターも塩も不使用版のようなイメージです。
日本人の湿気に弱い体質を救う救世主的存在のもの。
前回いろいろな食べ方をnoteでご紹介しましたが、その応用版の炊き込みご飯を作るとこうなります。
更年期以降、首などに加齢性の小さなイボのような物ができることがありますが、そういうものもはと麦で解決できることがあります。
それははと麦がヨクイニンという漢方生薬に当たり、イボ取り、美肌の漢方薬だからです。
昆布は、どろっとなってしまった要らない水分を溶かす
粘度を増してしまった余分な水分はサラサラでない分出にくくなってしまいます。
講座ではこれをヘドロと呼んでいます(笑)要らない水分がどぶの水なら、粘度を増したものがヘドロ。
昆布はこのどろっとなったものを溶かしてカラダから出すので、海に囲まれた日本ならではの食材。ぜひ利用しましょう。
切り昆布なら、そのまま入れるだけ。ご飯を炊きながら出汁も出るので一石二鳥!
ダメ押しのとうもろこしの髭
とうもろこしは「気」を補うと同時に水分代謝を活発にする食材。その髭は実よりも薬効が高いのです。
これからとうもろこしを食べたら、ひげを捨てないで天日干しして乾燥させたら、お茶に入れたりごはんに炊き込んで余分な水分を出しましょう。
生のとうもろこしの髭は、みじん切りにしてごはんに入れてしまえば一緒に食べることができます。
乾燥させたものは、お茶パックや出汁パックい入れてそのまま炊けたら出してしまうと手間いらずです。
出すものは冷やすものが多いので「なかったことにする薬膳」を使う
出すものは体を冷やすものが多いので、ここで使ったのは温州ミカンの皮をほした陳皮。
温めながら巡らせるという特徴を持ちます。
消化不良の時や、湿気で胃腸の調子が悪い時、下痢気味の時に使えます。
パウダータイプを使えば、違和感なく食べられます。
陳皮は七味唐辛子にも入っているんですよ。知らないうちに食べている薬膳食材です。
更に湿気出しと胃腸を丈夫に保つための枝豆を入れる
このままでは、炊き込みご飯といっても彩り的に淋しいので、湿気出しと胃腸を丈夫に保つ効能のある、大豆(枝豆)を加えます。
梅雨の頃は、まだ枝豆の旬ではないので、冷凍枝豆を使ってください。
もちろん、旬の時期にはフレッシュな枝豆を湯がいて入れます。
なんでも入れるだけなのに、しっかり湿気出しの効能を持つ食材×5の浮腫み取りの炊き込みご飯の完成です!
塩を利かせると、せっかくの浮腫み改善効果が弱るので、この炊き込みご飯は枝豆の塩気だけで食べてください。
昆布やとうもろこしの髭の出汁も出ているため、美味しく食べることができます。
湿気の多い梅雨時、雨降りの日にぜひお試しくださいね!
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