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発熱時には梨?梨のポテンシャルに感動した話〜薬膳体験記〜

梨はお好きですか?
夏の終わりから秋にかけて出回る梨。
甘くて瑞々しくて、美味しい果物ですよね。
この梨をただただ初秋の美味しい果物と思っていたら、このポテンシャルにびっくり驚いたことがあったのです。
たかが梨、されど梨。

※梨の効果がすごい!という内容ですが、
あくまで、私の体験談としてお読みください。

夏の終わりの高熱


「なんだか食欲がないなー」
と小学1年の娘が言い出したのが夏休みも終盤となった8月27日の夕飯どき。

それからなんだかごろごろ…
風邪でもひいたかな。夏休みは色々お出かけもしたし、夏の疲れも出てくる頃だよね。

そんなことを思いながら、おでこに手を当てると、
熱ぅっ!

🤒19:30ごろ。体温は39.3度。

熱が高くて頭が痛い。

熱を測ってみたら、想像以上に高い!
慌てて着替えさせて布団に寝かせる。
頭が痛い、というので保冷シートをおでこに。
首に保冷リングを。脇にも保冷剤を入れ、保冷枕を慌てて冷凍庫に入れて使えるように準備。

それから、どんどん顔色が悪くなり、
『頭痛い…おかあさん、ゲボでそう』

私は、急いで寝室の端に置いてあるBOXをとって、娘の顔の前に設置。
(急な吐き気の時のために、100均のBOXにビニール袋をかけて新聞紙をくしゃくしゃにしたものを入れてある、通称『おえぇBOX』(ネーミングセンスは置いておいて…笑)というものを常備してます。)

吐き戻してからは、少しスッキリしたかな?と思うものの、
まだまだ熱は上がる。
脇の保冷剤も、おでこの保冷シートもすぐにぬるくなる。
保冷枕も、2個を使い回してこまめに冷たいものに換える。

「おかあさん、足が痛い、、、なでなでして」

もうこれは、コロナかインフルエンザをどこかでもらってきてしまったな…
夏休み最後に嫌な思い出になってしまった、と思う私。


🤒夜中の2:00ごろ、体温40.1度。


水分がなかなか摂れない。

こんな時に、と体調不良用に濃く出したお茶は飲めない。
私の中で、体調不良時にはコレ!という梅醤番茶も、無理。
やっぱり、子どもには辛いか〜
お水は少し。
ゼリー飲料なら少しずつ飲めそう。

そんなこんなで、うつろうつろしながら翌朝まで。


下がらない熱

娘は、割と身体は丈夫で高熱が出ても割とケロッと治るタイプ。
昨年コロナを罹った時も兄が3日間高熱でうなされたところ、1日で解熱していた。

体質が自分に似ず夫に似てよかった、と思っていたのだけれど、
でも今回は、翌朝になっても下がる気配がなく。
なんとか口にできそうなゼリー飲料を少しずつ与えながら様子を見る。

顔色は、昨日よりはいいかなぁ、でも苦しそう。

🤒6:30ごろ、体温39.6度。

おばあちゃんの差し入れ

午前中、母が差し入れを玄関先に置いてくれた。
ゼリー飲料、ゼリー、バナナ。

ゼリーを食べたいと言って開けてみるが、
2口までしかたべられず。

🤒10:00ごろ、体温39.9度。

やはり、熱が下がる気配はなし。


こんな時こそ薬膳なんだけど


こんな時こそ薬膳をうまく取り入れたい。でも身体の熱をとるトマトが冷蔵庫にあっても食べられない。
ゼリーも2口。もう、ゼリー飲料もいらないという。
お茶はちょこっとずつ。

うーん。熱をとるもの…本当は、梨があると、肺にはたらきかけて潤いを作ってくれるし、熱を取ってくれるしいいんだけどなぁ。
この処暑という時期的にもベスト。

でもうちにはない。
とりあえず、食べれそうと娘が言ったトマト缶を開ける。
トマトは身体の熱を取ってくれて、潤いを作ってくれて胃の調子を整えてくれる。
普段から何故かトマト缶が好きで、おやつがわりに食べている娘なので、
こんな酸っぱいものでも3口ぐらい食べることができた。

🤒12:00ごろ 体温39.9度。


梨、買いに行こ。

しかしトマト缶そんなにたくさん食べれんよなぁ〜〜〜
やっぱ梨が欲しい。
だってウイルスは肺だから!肺にダメージを負ってるから、
肺を回復させたいんだよなぁ〜〜〜

でもまた母にお願いするのもなー
この暑い中何度も買い物出てもらうのも申し訳ないし
何時ごろになるかわからないし。

差し入れしてくれると言ってもらった時に
なぜ梨をリクエストしなかったのか。
自分の考えの及ばなさを恨みつつ後悔しても仕方ない。

あぁ!もうそんなモヤモヤするくらいなら
さっさと買いに行けばいいじゃないか!

梨は食べれそう?と聞くと、
すりおろしたのなら食べれそうという娘。

ということで、小学4年の息子に娘の様子を見てもらい、
何かあったらすぐ連絡するように言い
ダッシュで近所のスーパーに梨を買いに。

🤒13:30ごろ、体温39.9度。


とりあえず、すりおろす。

ダッシュで梨を買ってきた。
留守の間に急変したらどうしよう、という不安もあったが大丈夫だった。
そのままでは食べられないけどすりおろしたら食べられるとのことだったので、
大玉の8分の1をすりおろして食べさせる。
今はこれだけ食べるのが精一杯。

🤒14:00ごろ、体温39.6度。


体温下がってきた!

そこから、様子を見ながら
目が覚めると梨のすりおろしを食べさせる。
なかなか食べられないので、少しずつ。

梨のすりおろし8分の1個ぶんとトマト缶2口、お茶少し。

🤒15:00ごろ、体温39.3度。

梨のすりおろし8分の1個ぶんとお茶少し。

🤒16:00ごろ、体温38.6度。

夕方になったので、小児科の午後診を予約し、受診。
ところが検査したら、インフルエンザもコロナも陰性だった。
え!?こんなに熱が高くてこんなに飲めないし食べられないのに!?

喉も少し赤くなっていて風邪だろうと言われ、解熱剤を処方してもらって帰路に着く。
この時点で随分辛そうだったのが和らいでいるのがわかった。
帰宅して熱を測ると、だいぶ下がってる!

🤒19:30ごろ、体温37.4度。


娘がお茶漬けが食べたいというので、少しのご飯に梅干し、塩昆布を乗せたお茶漬けを用意したけれど、ひと口しか食べれず。
熱が高かったししんどかったからねぇ。

梨のすりおろしは少し食べられる。また8分の1個ぶん。

🤒20:30ごろ、体温36.4度。

平熱まで一気に下がって、本当にびっくり。
15時ごろまで、39度あったのに。

あんなに、ちょこっとずつしか食べられなかったけれど、
今まで食べたものを合計してみると、
1日目はゼリー飲料、
2日目はゼリー少し、梨は半分、トマト缶を大体50mlほど。

熱が下がったから、バナナ食べれる?というと、
「食べれるー」
っていうので、母が買ってきてくれたバナナを渡すと自分で丸々1本平らげた。
ありがとう、おばあちゃん。

バナナが食べられるようになったら、もうこっちのもの!
これは、私の経験則から。

梨を食べ始めてから、確実に体温が下がっていった。


まとめ〜梨の薬膳的効能など


14時ごろから梨のすりおろしを食べ始め、
40度ほどあった熱が19時半には平熱になった娘。
翌日も熱は上がることなく回復した。
ただ、熱が相当高かったからか、食欲が完全に戻るのにはもう1日必要だった。

個人的な感想としては、梨すごい!!というところだったのだけど、
こうやって見てみると、やっぱりトマト缶もいい仕事してくれたのかな?

もし違う対応をしていたらどうなったのか、
という比較ができないのでなんとも言えないのだけれど、
やっぱり梨を食べ始めてからの体温の下がり方に驚いた。

40度越えの発熱でコロナやインフルでなく、じゃあ何だったのかよくわからないけれど、(溶連菌が流行っているのを後から聞いた。やっぱり40度ぐらい熱が出るそう)
梨がこれだけ効いたのはやっぱり肺にアプローチができたからなのでは?

あとは、すりおろすことで、消化吸収が良くなり、
より効能が出やすくなったのでは。

とにもかくにも、梨のポテンシャルに感動。

参考
【梨】
性味:涼/甘微酸 帰経:肺胃 
効能:生津、潤燥、潤肺、止咳、清熱、化痰

薬膳食典 食物性味表









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