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「五行説」

前回は「陰陽説」について説明させていただきました。

今回は「五行説」について解説していきます。

「五行説」は

”万物は木火土金水(もく・か・ど・こん・すい)の五種類の元素からなり、互いに影響を与え合い森羅万象が変化し循環する法則を説いたもの”です。

こちらも、この文章だと良く分からないと思いますので、詳しく解説していきます。

”万物は木火土金水の五種類の元素からなり”

ここは、全てのものは「木・火・土・金・水」の五種類の元素からできていますよ~

ということ。

”互いに影響を与え合い森羅万象が変化し循環する”

というところは、自然界の循環を表しています。

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木と木で擦れあって”火”が生まれる
火が燃えて灰を作りその灰が”土”になる
土は何層にも重なり年月をかけて”金”を作る
金属は表面に”水”が生じる
水は”木を育てる

このように見てもらうと、この地球では五種類の元素が循環して回っていることが分かります。

このことを昔の人がシンプルに表したものを「五行説」と言います。

目の前の事象をシンプルに一文字で表すことは難しいので、これって凄いことだと思いません?@o@

五行説は、誰にでも分かるように。という思いでシンプルに作ったのですから難しいことは何もないのです。

そして、上の図を見て分かる通り

”常に自然は動いているので、固定できません”。

良いように循環することもあれば、悪いように循環することもまた当たり前のことなのです。←ここはまた詳しく説明いたします。

昔に比べて、季節がずれてきていることも、昨今の異常気象も・・・

「五行説」の観点から見れば昔から自然というものはそういうものだということを表しています。

時代時代に合わせて変化していくこともわかった上で、大昔にこの理論を導き出した祖先の方々には本当に頭が上がりませんね。^^




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