デジタルマーケティングで使用したい、おすすめのアクセス解析ツールはこちら
こんにちは、やくわです。今日も寒々しい日々が続きますね。緊急事態宣言下、自宅時間が多くなったこともありウクレレをはじめてみました。ウクレレ上達の進捗状況については、また追ってご報告させていただきますね!
※ちなみに今日は2021/01/24です
さて、今日はタイトルにあるような事を書いていきたいと思います。
私はこれまでにスタートアップ・ベンチャーから大企業までのデジタルマーケティングに携わってきたこともあり、そんな経験も含めて綴っていくのでどうぞよろしくお願いします\(^o^)/
早速、今回の結論
早速ですが、今回の結論から述べていこうと思います。
今回の結論、それは「実際のデジタルマーケティングを実施する前に、自社のアクセス解析を丁寧に行い『どんなマーケティング・PRをすべきか?』という問いに仮説を作りましょう」ということです。
デジタルマーケは今非常にもてはやされてますが、世間全体のデジタルにおいてのマーケティングのROI(Return on Investment)は全体悪化しているのが事実です。
※ROI=費用対効果を具体的な数値として表したもの
費用対効果が悪いにも関わらず、デジタルマーケティングはもてはやされておりますので、マーケティング担当者がツールを選ぶ際は慎重に見極めなければいけません。
そんな背景も含めて、今回の結論に至った理由を綴っていけたらと思います。
最後には、私自身がこれだけはマストで使用すべき!と考えているツールについてもご紹介しておりますので、そちらも良かった参考にされてみてください。
そもそもデジタルマーケティングツールは増えすぎている
PC一台あれば起業できるデジタルマーケティングツール開発の特性上、いまあまりにも多すぎるデジタルマーケティングツールがあります。
一体、どのくらいの数があるというと、2020年現在の数値でその数なんと「8000」。2011年には150にも満たなかったデジタルマーケティングツールが、およそ10年で8000にも膨れ上がっているのです。
「Marketing Technology Landscape」より
当たり前ですが、こうなってくるともはや多すぎて選べないし、マーケティングに関して俯瞰的に考え、自社の課題がわかっていないとそれっぽいハナシを鵜呑みにしてしまうケースも多いように思います。
従来デジタルマーケティングに取り組んでいなかった会社は一定効果が出るがサチる(飽和する)。
当たり前ですが、デジタルマーケティングに取り組んでこなかった会社は集客を行うチャネルを大きく増やす形になりますので、デジタルマーケティングを行って効果がでた!と感じやすいです。
ですが、そんなこともつかの間です。
デジタルマーケティングから得られる顧客数(CV数)とLTV(1顧客が取引開始から取引終了までの間に自社にもたらす利益)を把握し、顧客獲得コストが見合っているか?飽和顧客数はどの程度か?を見なければなりません。
往々にして、オンラインの広告を出稿してしまうと利益がでずに赤字になるケースがありますので、このあたりは要計算です。
(ただし赤字に耐えられる企業は敢えて戦略的に赤字を流すこともあります。単価が安いサービスなのにCMを流している企業はその典型なはずです。)
また、デジタルマーケティング経由での顧客獲得がどの程度で飽和するのか?という飽和顧客数を把握することも大切です。広告費用を払えば払うほど、顧客が獲得できるわけではなく、検索キーワードのボリュームなどによって概ね飽和数が規定されますのでこのあたりも把握することが必要です。
デジタルマーケティングはあくまで刈り取り活動に終わる
残念な事実ですが、デジタルマーケティングはそこに生えている稲を刈り取ることに似ています。
特にリスティング広告。リスティング広告はユーザーが「検索」した際にGoogleの検索画面にテキストの広告ができるようにするというものですが、「検索」ができるということは、つまりお客さんが自分のニーズ・課題・ソリューションに気づいているということです。
逆にいうと、お客さんが自分のニーズやソリューションに気づいていない場合は検索されないのでリスティング広告をだしてもあまり効果がでない。
その他Facebook広告やTwitter広告、LINE広告など様々な広告の出稿先がありますが基本的にはお客さんが自分のニーズに気づいていないとそもそも広告に気づけません。そういう意味で、自分のニーズに気づいている顧客しか獲得ができないことにご留意いただくのがよいかと思います。
認知をどう得るか?マーケティング・PRを統合して考える
これまで、デジタルマーケティングは”自分のニーズに気づいている顧客しか獲得ができない”とお伝えしてきました。
それでは、どうしたら顧客は自分のニーズに気づくのでしょうか。そこで認知形成の仕事が必要になります。PRの登場です。
世の中に認知を生み出し(PR)、サービスに気づいて知ってもらう(マーケティング)、そして買ってもらうここまでの流れについて統合して検討していく必要があります。マーケティングとPRほどシナジーがある仕事は組織の中ではないと考えていますので、この機会に「いかに認知を得るか?」について考えてみるのもいいと思います。
ちなみに、これまで日本ではマーケティングほどPR(広報)は注目されてきませんでした。その主たる理由は「日本の人口増加・中間所得者増」という現象に対しては、大規模フランチャイズをはじめとする画一的なサービスが伸び、細かなPRは不要だったためだと考えています。
最後に、すばやく現状把握・速やかに課題を発見する、おすすめツールをご紹介
さて、話が少し飛びましたがここで結論を振りかえりたいと思います。
<今回の結論>
「実際のデジタルマーケティングを実施する前に、自社のアクセス解析を丁寧に行い『どんなマーケティング・PRをすべきか?』という問いに仮説を作りましょう」
どんなマーケティングをするか・PRをすべきかを考えることはそれぞれの企業にとって非常に重要ですが、その前に「自社のアクセス解析」を行い現状を丁寧に把握しそこから課題を発見することが重要です。
主なタスクとしてはGoogle Analyticsを使用しますが、in-house+さんのGoogleデータポータルテンプレートが私のおすすめツールです。このツールを使用することで、マクロな現状把握から課題発見までを素早く行うことができます。
☆レポート例☆
※in-house+ より引用
アクセス状況の報告を求められた際には、この画面を見せれば素早く報告ができますので、現状把握・課題発見・各部署への報告、共有まで様々な局面で使用することができます。
コスパも非常によいですし、サポートも丁寧でしたので、ぜひ使ってみてくださいね!
お金がない人、無料でなんとか分析を効率化したい人向けのツール
おまけになりますが、無料で分析を進めたい方に向けて以下の記事でGoogle Analytics内で使用できるレポートを提供しています。よかったらこちらも参考にされてみてくださいね。
それでは今日はこの辺で。
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