「ネイル」は文化である
やくさひろです。
心も体も美しい女性に欠かせない「ネイル」は文化である
書籍出版に向けてあれこれ修正を繰り返している中で、
「ネイルって文化だよな。大学生の頃、本気で日本のネイル文化を世界に広めたいと決意し、そこからがネイル人生の始まりだったよな」
なんてことを考えながら書きました。
書籍の内容にも、こちらの記事に関連した内容を含んでいく予定です。
ネイルはお金に余裕のある人が行うものがネイルだ…と考えている人も未だにいます。
しかし、ネイルは文化であり、誰でも受けられる最高の癒しとして古代ローマ時代から愛されてきたものです。
心も体も満足させてくれるネイルの不思議な力について、ここで学んでおきましょう。
ネイル発祥は古代ローマ時代から
ネイルは近年急速に発達したものではなく、実は歴史ある文化です。
実は古代ローマ時代から愛され、上流階級のみが施される品格を示す大事な意味のある行為だったといわれています。
また、古代においては王族のみネイルが許されていたという説もあります。
ネイルを施されたことによって得られる心理的効果は、古代から確かにあったといえますね。
そんな高貴なネイルを確かな技術で提供するネイリストという仕事は、古から愛され必要とされた職業といえます。
美容の側面だけではなく心と体をケアする役割も
ネイルは美容のひとつとして大きく取り上げられがちですが、実は心身のケアにも役立ちます。
ネイルを施すためにそもそも必要になるハンドマッサージは、手の血行を促進し、手のツボを刺激します。
手から健康になることで、全身にも健康な血液が巡り体調が整う人もいるほどですから、間違いなくボディメンテナンスのひとつといえるでしょう。
さらに、ネイルの前処理として甘皮のケアやオイルをぬって保湿など、爪が割れたり食い込むことを防ぎます。
内側と外側どちらからも健康な状態へと導き、働きかけてくれるのです。
さらに、ネイルを施した美しい爪を見ることで、自己肯定感がアップします。
自分に自信が持てるようになり、気分が晴れやかになる…このようにネイルは心身のケアをする役割があるのです。
「ネイルの日」があることをご存知ですか?
11月11日はネイルの日として制定されています。
JNA(日本ネイリスト協会)が日本記念日協会に登録しており、11月は国内最大級のネイルイベントが毎年開催されているのです。
ちなみに、なぜ11月11日なのかというと、手指を伸ばした状態が人差し指から小指まで4本の指が並んで「1111」と見えるからだといわれています。
記念日もなっているネイルは、もはや現代人にとって切っては切れない癒しのひとつとして社会に浸透しているといえるでしょう。
家族など大切な人の力になれるスキル
ネイルケアが人の体を整え、ジェルネイルを塗布することで心が健やかになる…ネイルに秘められた大きなパワーを知ることができたのではないでしょうか。
ネイリストとして愛されるためには、ネイルの勉強が必要です。
しかし、ただ単にネイルそのものへの知見を深めるだけでは真のネイリストにはなれないと気付いていただけているかと思います。
見た目で指先を綺麗にすることが仕事だ…という認識では、世間一般で淘汰されゆくネイリスト。
長く愛され続けるネイリストは、家族をはじめ友人知人など大切な人と心身の健康に導くことができるネイリストです。
あなたは、どちらのネイリストになりたいですか?
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