女性が無理なく働き続ける「起業」は最も重要な選択肢
やくさひろです。
年々変わっていく雇用問題。
これからの時代は人材不足に喘ぐ企業が積極的に採用をすると考えられる一方で、終身雇用制度の廃止など、企業人でいること=安心という方程式は崩れてきています。
これからの日本で無理なく働き続けるために、どうすべきなのでしょうか。
ここでは、女性が自分らしく理想的な働き方を実現し、そして働き続けるための選択肢として「起業」が最も重要である理由をお話していきます。
【その前にこちら。大学の講演でお話させていただいた内容まとめ】
これからの日本で「働く」ことの難しさ
近年、ダブルワークを行う人も増えてきており雇用形態は様々。
正社員として企業に属し働き続けることが一番理想的という時代ではなくなってきています。
なにより、安心して働くということが難しくなってきているのです。
理由としては
といった問題が、労働者に襲い掛かってきているためです。
雇われて働くことは、雇い主の考えひとつでいきなり仕事を奪われる可能性があると心得ておかなければなりません。
さらに、企業では優秀な人材が正当に評価されるようになってきています。
良いことのように聞こえますが、視点を変えれば長く勤めたからといって給与や待遇がアップするとは限らないというのもポイントといえるでしょう。
自分が理想とする仕事に勤め、働き続けるためにはまず、働き方毎にどんなメリットとデメリットがあるのかを知っておくと安心です。
企業に勤めるメリット・デメリット
【メリット】
・特段スキルアップしなくても給与が保証されている
・厚生年金がかけられ、企業年金を導入している企業もある
・育児休暇や有給休暇など福利厚生がある
【デメリット】
・賞与や昇給は業績に左右される
・リストラの可能性がある
・福利厚生制度があっても使えない風潮の企業がある
企業に雇われて働くことで、「企業に属している安心感」が得られます。
一方でいつ早期退職を促されるかわからない部分や、約束された給与が業績悪化により保証されないといったリスクもあります。
ワークライフバランスについても理想的とはいえず、福利厚生に関して制度はあれど実際には利用できない企業も少なくありません。
非正規雇用・パートタイマーのメリット・デメリット
【メリット】
・決められた期間(時間)勤務することで確実に給与が得られる
・ひとつの業種に固執せず様々な業種にチャレンジできる
【デメリット】
・低賃金であったり賞与が無かったりする
・福利厚生面には期待できない
・休みがとりにくい、とった分だけ給与から天引きされる
流動性があるため「自分に合わないな」と思ったらすぐに辞められる魅力のある働き方です。
しかし、賃金の低さや福利厚生面の薄さは安心とはかけ離れたものとなっています。
非正規雇用だからといって休みがとりやすいわけではなく、休んだ分だけ収入が減るのも大きなデメリットといえるでしょう。
起業のメリット・デメリット
【メリット】
・自分が望む業種で働ける
・働きたいときに働き、休みたいときに休める
・収入を自分で調節できる
【デメリット】
・スキルを定着させる時間、金銭、労力的なコストがかかる
・自分を高める努力を常に行わなければならない
自分の望む働き方ができるため、ワークライフバランスが素晴らしい状態で暮らすことが可能になる働き方です。
そのためには、多くの努力が必要で、起業してからも自分のスキルアップや市場調査など努力が必要になります。
起業は「自分の理想の働き方」をつくること
既存の働き方では叶えられない働き方であったとしても、起業をすれば理想の働き方を自分で作り上げられます。
スキル取得のためには努力が必要ですし、起業したあとも成功を収めるにはやはり努力が必要不可欠。
しかし、その努力さえ続けられるのであれば、誰にでも起業家として成功し、無理なく働き続けることができるのです。
その選択肢のひとつが起業であると知ったうえで、勇気を出して一歩踏み出してみましょう。
【ほか、いろいろまとめています。よろしければどうぞ】