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壁を壊し、新しい風を吹き込む。#未来のためにできること

私は今、転職エージェントとして活動している。
かつては官公庁で働いていたが、公務員としてのキャリアを歩む中で、ずっと感じていたことがある。

それは、「官公庁と民間企業の間にある壁」である。

この壁が、日本の未来を狭めているのではないか。日本の官公庁では、多くの職員が新卒から定年まで同じ場所で働き続けるのが一般的。私もその一人だったが、時間が経つにつれ、この働き方に疑問を抱いた。

官公庁は、公共の利益を守る重要な役割を担っているが、その中で「新しい風」が入りにくくなっているのが現実。長年同じ環境にいると、物事の見方が偏ってしまうということもある。少なくとも、私がいた職場では偏っていた。民間企業で働いている人々は、競争や革新を経験しながら成長しているが、官公庁では変化に対する抵抗が強い。これは、組織のトップに問題があるというよりも、現場の働き方や考え方に偏りが生じているからだ。

だからこそ、官公庁と民間の間に存在するこの壁を壊す必要がある

私は、公務員から民間へ、そしてその逆も含めて、もっと「選択肢の幅」を広げていきたい。実際に民間企業で働いてみて気づいたこともある。時には、「この人は公務員のほうが向いているかも」と思う人もいるし、逆に「この公務員の方は民間企業で活躍できるだろうな」と感じることもあった。個々の才能や適性は、その人のキャリアの幅を大きく左右する。ところが、今の日本では官公庁と民間企業の間に明確な壁があり、これが人々の選択肢を制限している。

未来のためにできること。

それは、官公庁と民間企業の間の壁を壊し、もっと自由なキャリアの選択肢を社会全体に提供することだ。新しい視点、柔軟な働き方、多様な経験が、未来の日本を豊かにし、持続可能な社会を作り上げる力になると信じている。


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