白ゴーヤ
ゴーヤの美味しい季節が北海道にもやってきました。旬の野菜にはやっぱり体にとって意味があって、ゴーヤの苦味と栄養価は夏バテ予防にぴったり。
ゴーヤは漢方では
五味は「苦」
五性は「寒」
◆「苦」は体の熱を冷ます作用があって、「寒」は水分を補い、炎症を鎮めて毒を排泄する作用があります。
私たちも夏本番を迎えて暑さの中くたくたになるまで働いた後は、ゴーヤを良く食べています。翌朝は体がスーッとすっきりする感覚があるとフェイは言っています。
日本でゴーヤといえば緑色のゴーヤですが、妻の故郷台湾でゴーヤといえば、この白ゴーヤ。子供の頃から夏になると白ゴーヤを豆豉(黒豆の発酵調味料)と醤油で味付したシンプルな炒め物をよく食べていたそうで、我が家でもこれが定番でまさに台湾家庭の味を楽しんでいます。もちろんゴーヤスープも。
白ゴーヤは緑ゴーヤより肉厚で水分も多く、苦味とさっぱり感のバランスがとても美味しいです。えぐみも少ない気がします。
白ゴーヤはまだまだ認知度が低くて、見ることも少ない珍しい野菜の一つ。この魅力を色んな人に知ってもらいたいと思っています。
●ゴーヤの種とりは
もちろん完熟したゴーヤから種をとりますが、その際、黄色く熟した外皮を開けると中は真っ赤。真っ赤なゼリーに包まれたゴーヤの種を食べる(硬い種を食べないで赤いゼリー状のところを食べる)国もあります🙌。これがまた美味しんだよな~。