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【イベントレポ】社会人の先輩に聞く、学生時代と仕事のこと

こんにちは、ヤクミラボ運営の北川です🐶

5/14に開催したヤクミラボのイベント "社会人の先輩に聞く、学生時代と仕事のこと" の様子を少しお届けします🎉
※ヤクミラボの参加はこちらから

今回は薬剤師の資格を持ちながらオンライン薬局を運営しているYOJO TechnologiesでWEBエンジニアとして働く加藤さんと、病院薬剤師として幅広く活躍されている阿部さんにお話を聞きました🍀

イベントの詳細はこちら▼


これまでのキャリア/プライベート

気になるふたりのこれまでのキャリアとプライベートについて伺いました!

まずは加藤さん。
加藤さんは新卒でドラッグストアに就職、OTCの販売から調剤業務まで幅広く携わってきました。薬剤師として色々な経験を積める一方で、労働時間の長い店舗へ配属されることも多く、とにかく仕事ばかりの生活だったといいます。
その中で忙しすぎることに悩みを持ち、一度退職して、前から行きたかった海外への留学を決意(留学について話を聞いた回はこちら)
帰国後は調剤薬局で薬剤師に復帰、そのかたわらブログやプログラミングの勉強を始め、のちにブログだけで稼げるように。自分でWEBサービスを作るなど個人でも精力的に仕事をされてきました。
そんな経験を積んでいたところ、Twitter経由で今の勤務先であるYOJO Technologiesの代表からスカウトDMを受け取ります。不思議な縁もあってYOJO Technologiesジョインすることになり、現在はエンジニアや薬の配送責任者として活躍されています!
ちなみに加藤さんは仕事が忙しすぎることが原因でパートナーと別れたことがあるそう。「皆さんはプライベートも大事にしてください!」と強いアドバイスがありました。笑

次に阿部さん。
阿部さんは現在、病院で薬剤師として活躍されています。そこにたどり着くまでには、ボランティア活動や学生団体など様々な経験をされてきました。
福島県出身ということがあり、学生時代に起こった関東大震災をきっかけにボランティア活動に取り組み始めます。そのなかでは活動に打ち込むあまり勉強が疎かになってしまい、留年もされたといいます。
そこで休学し東京の病院でインターンをし、経営企画部で色々なプロジェクトに関わり社会人の基礎を習得。その後は学生団体の活動にも精力的に取り組み、海外とのやりとりなどもされてきました。
卒業後は現在の病院に就職、奨学金を返しながら働いてこられました。そして研究や学会発表を積極的に行ったり、認定薬剤師を取得したり、現在は大学で非常勤講師をするなど、薬剤師として幅広く活躍されています。
そして阿部さんは、学生団体での活動で知り合った方とご結婚されています。阿部さんによると、病院内での出会いは多く社内結婚もよくあるそうですが、逆に病院外での出会いは積極的に探さないと難しいとのこと🤔

キャリアで悩んだことや転機になったこと

加藤さんにとっての転機は、語学留学だったといいます。
留学のタイミングで、エンジニアとして自分でサービスを作ったりそのサービスを売却したりして活躍している人に出会いました。そこで働き方の可能性を知り、プログラミングを学んだりエンジニアとして働くことを考えたりすきっかけになったといいます。
また、行動力が高い人に出会ったことで、自分もチャレンジしてみよう、なんでもやってみればなんとかなるかも、と思えるようになったそう。

阿部さんにとってやはり大きな影響を及ぼしたのは東日本大震災でした。
当時は関西の大学に通っていましたが、関西では震災もどこか遠くの出来事のような雰囲気があるように感じ、「自分が何かしなければ」という強い思いを抱きました。
そこで実際に現地に行きボランティア活動に取り組みますが、当時はかなり勇気が必要だったといいます。また、「幸せってなんだろう」などと心の豊かさや社会貢献についても考えるきっかけに。
そういった経験を通して行動力を身に着け、また社会貢献をしていきたいという思いを強く持たれました。

今後やりたいこと

加藤さんが現在働いているYOJO Technologiesでは、ITを活用して医療体験をより良くすることを目指しています。薬剤師が一般の人にとってもっと身近な存在になったり、より薬剤師の価値を感じてもらったりできるような社会にしていきたいと加藤さん。今の仕事にはやりがいを持って取り組まれています。
一方で、薬剤師に対するIT教育にも関わっていきたいといいます。薬剤師に対してITを活用できるよう教育していくことで、薬剤師の生産性を向上させ、より良い働き方ができる未来を目指したいとのこと。

阿部さんは薬剤師の能力をもっと発揮できるようにしていきたいと考えているそう。せっかく薬学部で6年学んできたことを、現場で活かしきれていないのではと感じています。
薬剤師はもっと活躍できる環境を作っていくために、臨床や研究に取り組んでいきたいとのこと。具体的には専門薬剤師を取得したり、大学院に通って博士号をとったり論文を書いたりすることで、社会を動かせる人になりたいと教えてくれました。


薬学部ってどんなキャリアが選べる?

加藤さんは薬剤師を経てエンジニア、阿部さんは病院薬剤師。異なるキャリアを歩んできた2人ですが、2人とも「どんなキャリアも選べる!」と言ってくれました。

今回2人の話を聞いて、とにかくチャレンジしてみること、自分が何をしたいのかしっかり考えて行動してみることが大事なのかなぁと感じました。
薬学部や薬剤師という分野にとらわれず、興味を持ったことにはなんでもチャレンジしてみてください😊


イベント内では、さらに詳しく仕事の内容を聞いたり、プライベートついてなども詳しく聞くことができました👀
先輩のリアルな話がしっかり聞けるのもヤクミラボのイベントの魅力です✨

今回のイベントが就活のこと、将来のこと、キャリアのことなどを考えるきっかけになれば幸いです🌱

将来どんなことがしたいか?どんな薬剤師になりたいか?何を大切にしたいか?…就活やキャリアのことを考えていくなかで、迷うことも多くあると思います。
ヤクミラボはそんなときに仲間と相談したり、話したりすることができる場です。興味を持っていただけたら、ぜひこちらからご参加ください🍀

※今回の詳しい内容は、ヤクミラボメンバーはアーカイブ動画を視聴いただけます。

次回のイベントもお楽しみに✨

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