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刑務所も民営化

私は以前に刑務所や拘置所を見学したことがあり、その際に思った事だが、すべて税金で運営かつ国営ではなく、自分たちでも出来る事を行い、自助や共助をしながら経費削減や、可能な限り自分たちでも収益を得るようにすれば良いのにと感じた。少なくとも先ずは、諸外国のように公設民営でコストダウンとサービス向上を行う所から始めて貰いたい。

アメリカでやっているようだが、未成年の子供たちに刑務所体験をさせて、非行撲滅教育に使っても良いだろうし、単純に有料で随時見学を行い地域活性化につなげても良いだろう。危険のない範囲で刑務所を解放し、食事は刑務所で受刑者が食べているものと同じ食べ物を有料で食べるツアーもビジネスになるだろう。

やはり刑務所と言えど自助努力は必要で、受刑者は自分の食い扶持は自分で賄うべしである。個別には受刑者を講師とした講和、しくじり先生のように貴重な体験で社会貢献をしながら講和コンテンツをお金に昇華させる努力をして(但し、被害者の感情を配慮した形で)、刑務所も独立自営してくれても良いのでは?と妄想したりする。

かなり前のアメリカ映画になるが、『この森で、天使はバスを降りた』(The Spitfire Grill:1996年)では、刑務所の中にコールセンターを作って、刑務作業としてコールセンター業務をしていた。このように実社会の業務を行っていれば、出所後も仕事への復帰の道に繋がりそうな気がする。コールセンターなので、電話を掛けて来る顧客たる人は一般社会の人々で、社会の動向も刑務所の中で感じることが出来るので、出所後の浦島太郎状態を少しは緩和できるかもしれない。

以前に関東地域の幾つかの刑務所や拘置所を見学した際に思った事だが、少なくとも受刑者の食事は受刑者が作っていたので、その流れと資格取得で社会復帰への道筋を立てて貰いたい。調理師免状や栄養士、理容師・美容師で刑務所カットサロンも開放しビジネスにつなげる。

介護ヘルパーや介護福祉士、社会福祉士、精神福祉士、心理カウンセラー、産業カウンセラー、学校心理士、認定心理士・・・受刑者も高齢化しており、自分たちでお互いを介護し、ついでに資格も取って社会復帰を目指す。例えば仮出所期間は介護の仕事にインターンに就くなどして(日常生活の監視や更生保護とも連携できる)、そのまま職を得ることに繋げられれば良いと思う。

精神福祉士や心理カウンセラーも、犯罪を犯してしまう脆弱な環境に置かれた人々の心に寄り添い、話を聞いてあげるいのちの電話オペレーターや、カウンセラーとして社会に貢献できるのではないだろうか?
#65歳   #フリーター   #高齢者デビュー   #役立たず   【記】やく・たたず(屋久 佇(竚))

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