病院から自宅へ 退院して1週間が経過しました。入院中は「早く家に帰りたい」という思いでいっぱいでしたが、実際に帰宅してみると「病院の方が楽だったかも...」という思いが頭をよぎります。 入院生活では、定時の検温や血圧測定など、医療スタッフによる細やかな体調管理があり、不安なことはすぐに看護師に相談できました。何より有り難かったのは、決まった時間に食事が提供されることでした。 自宅での生活 - 想像以上の忙しさ 当たり前のことですが、自宅では全て自分でこなさなければなりま
術後10日目、待ちに待った食事が開始された。最初はゼリーからのスタート。 思いのほか食べやすく、あっという間に1個を完食。 この日、尿管チューブも抜去され、ようやく体の自由を取り戻せた。 術後12日目に抜糸が完了。 その後、食事形態が1日ごとに段階的にステップアップ： 開始食ゼリー 嚥下食1（ゼリー） 嚥下食2（ペースト） 嚥下食3（ピューレ） 嚥下食4（キザミ） 術後16日目には栄養剤がなくなり完全に食事に移行。ただし、反回神経の左側麻痺の影響で、特に水分摂取に
術後4日目、ICUでの重症管理を終え、HCU病棟への移動。 その日に耳鼻科の先生が来てスコープで鼻から反回神経の検査をしたら 「右は正常ですが左が少し麻痺しています」と。 だから3日経っても声が出しづらかったんだ…。 術前説明で、反回神経麻痺は20％くらいの確率で起きると聞いていた。 20％って結構な確率だよね？って心配はしていたけど、その20％に入ってしまったようだ。ただ、時間が経てば声は出るようになる場合もあるし、発声リハビリをすると今よりは出るようにはなるらしい。今で
予想外の試練 手術後2日目。 正直、麻酔が効いてたので体の痛みはそんなには気になはならなかった。 でも、予想外だったのが声が全然出ないこと。 自分の気持ちを伝えられないって、こんなにもツライものなんですね…。 気管チューブを抜いたら、すぐに声が出るもんだと思ってたんです。 でも、いざ話そうとしても声が出てこなくて。 先生からは「初めは声が出しにくいから大丈夫ですよ」って言われたけど 「反回神経麻痺」の説明は聞いてたので、なんだか不安に…。 大丈夫か？私。 スマホ時代の入
麻酔から目覚めた時、私はボ〜と天井を見つめながら、遠くで聞こえる機械音や 人の声がザワザワと聞こえ始め、それが現実なのか、まだ夢の中なのかよく分からなかった。 「〇〇さん、手術は無事終わりましたよ」 主治医の声が、ふわふわとした意識の中ではっきり分かった。 その瞬間、私は「生きている」と実感した。 9時間に及ぶ大手術を、この身体は乗り越えたんだ。 丈夫な体に産んでくれた母親に感謝。 そして自分にもお疲れさま。と言ってあげよう。 ICUのベッドで横たわりながら、手術前の光
手術を前にして：変わらぬ日常 明日、私は食道がんの手術を控えています。大きな手術を前に、多くの人なら家族が集まったり、特別な気遣いがあったりするものなんですかね。 でも、我が家では特に変わったことはありません。姉からはLINEで連絡が来ましたが、子供からは何の連絡もありません…。笑 我が家の特徴：自立心旺盛な家族たち 考えてみると、我が家の家族関係はいつもこんな感じなんです。一風変わっているようで（本人たちは至って普通だと思っていますが）、うまく説明はできませんが...
いよいよか〜 手術に必要なものリストを確認しながら荷物の最終チェック。 意外と少ないかも。 CSセット(レンタル)があるので持参する必要ないし「腹帯、紙オムツ」も 入院してから看護師に確認しないと必要かどうか分からないし。 手術中は貴重品を家族に預けるので、荷物はあまり増やしたくない。 でもiPadはいるよな…。持っていくかどうか迷い中。 今回は抗がん剤治療とは違い、術後に体が自由に動かせない気がする。 暇な時間にiPadで動画とか見る元気があるのかどうか分からないし…。
🎥 働く細胞くんっぽく？闘うオプジーボくんアニメを作ってみた お遊びは置いといて、本題に入ります 手術前の主治医からの説明でひとつ気になったことがあります。 「オプジーボによる免疫チェックポイント阻害療法」の話です 詳細は下記に記載しますが簡単にいうと・・・ ということで あってる？ 【オプジーボとは】 オプジーボは、免疫チェックポイント阻害薬として、T細胞のPD-1に結合し、がん細胞への攻撃を促進します。 この薬は、免疫のブレーキを解除し、T細胞ががん細胞を
もうAIに頼っちゃえばいい10月も後半に差し掛かると、共済から掛金払込証明書が送られてくる。 もうそんな時期なんだなぁと、日が過ぎるのがとても早く感じる今日この頃。 今までは会社の年末調整のみで事が済んでいたので特に気にすることはなかったけれど、今年はちょっと違います。 ガン治療のため医療費がめちゃくちゃ掛かったので「医療費控除」なるものを 確定申告しないといけないかも？ うん？でもこれ必要か？ 今までの明細を計算しながら…めんどくさすぎる。 「もうAIに聞いちゃえ！」っ
「根拠のない自信」は時として危うい 「自分は健康だから、大丈夫」 50歳になるまで、私はそう信じて疑いませんでした。 生活習慣にはある程度気を使い、食事も運動も人並みにはバランスを意識していたので、まさか自分が癌になるとは夢にも思っていなかった。 だけど私に襲いかかってきたのは「食道がん」 女性に多いと言われる、乳がんでも子宮頸がんでもなく「食道がん」。 マジか！なんで食道なんだ！なんてこったよ…。 その診断を受けた時、今までの自信がガラガラと崩れ落ちるような感覚を味わ
ピノコと星の願い 手術が怖くて 手術まであと1週間というのに、なかなか呑気な私。 やっぱり手術は怖い…。 こんなことでもやってないと正直不安なんです笑 以前にも書きましたが、余計なこと考えないようにするには 時間を忘れられることに没頭することです。 AIてやっぱり面白すぎる 今回作った「AI猫」は時間はかかりますがAIの助けを借りれば 意外と簡単に作れちゃいます。 企画、画像作成、動画編集など、今は誰もが使っているアプリだけで作れます。 私はiPadのみで作成してい
今の時代AIツールが便利すぎて1日遊んでいても飽きません どうせならこの文章を動画にしてみようと思います 正直な今の気持ち・癌サバイバー ピノコです 動画の作り方 ①画像生成 Leonard.AI 🔗https://app.leonardo.ai/ ②アニメーション Domo AI 🔗https://www.domoai.app/ja/home ③音声変換 CoeFont 🔗https://coefont.cloud ④編集 Cap Cut 🔗https://w
今日は内視鏡検査をはじめ、術前準備のため色んな検査をしました 内視鏡→ その後PET検査の結果と合わせて主治医より説明を受け手術日が決定。 嬉しい結果です 私のガンは明らかに小さくなっていて、PET検査の結果では以前は光っていた箇所がほとんど光っておらず、がん細胞が減少しているのが確認でき、抗がん剤の効果があったとのことで、ひとまずは安心しました。 抗がん剤2回目の後の検査でも先生に聞きましたが…。 また聞いちゃいました。 「でも食道は取っちゃうんですよね？」今回は即
いよいよ来ましたよ！この季節が〜 きなこ好きの私は この「きなこもち」は大好物で 期間限定で発売されると常に冷蔵庫にストックしてあります。 スーパーで見るとつい買いたくなってしまうんですよね。 食べながらふと… あ〜好きなものを好きなだけ食べられるのは、あと少しだな…。 今のうちに食べとかなきゃね。 と今まで以上にこの「きなきもち」が愛おしく思えてきました笑 今日は食べ過ぎだろ！と思いながら 🌰マロンデニッシュ🌰も食べちゃいました。 大好きなパン屋さんのマロンデニッシュ
最近お腹がよく空く。抗がん剤治療で入院中はあまり動かないこともあり、お腹が減ったという感覚がなく出てきたものを口にするという感じだった。味覚も鈍っていたので何を食べても美味しいという感覚もなかった。 とにかく食べることが仕事だと思って食べていた。 家に帰ってくると何かとウロウロしているし、家事をするだけでも運動になる。なのでお腹が減る。いいことだ。体重も少しだけど増えたのもいい傾向。 手術までには、なるべく体重を増やしておきたいので。 手術までに食べたいもの 手術まであ
今は抗がん剤治療が終わり、手術までの待機期間で自宅でまったり療養中です。 日によって体調は変わりますが、比較的穏やかに過ごしています。 私ってやっぱり変？ 主治医に手術の説明を受けた時は自分1人で聞きに行ったのですが 先生「今日は1人で来たんですか？」 私「はい」 先生「旦那さんも一緒に説明を聞きたいとおっしゃるなら再度説明しますよ」 私「いえ、別にいいです。聞いても分からないと思うし」 先生「まぁそうは言っても…w」 私「家で説明しときますので」 先生「・・・・苦笑い
