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北海道・道東縦断の旅 4/6 【最北端の地・宗谷岬へ】

北海道旅行も折り返し,4日目になりました.
昨日に引き続き,バスで北上します.

バスで浜頓別へ

枝幸の宿を発ち,バスに乗ります.バスターミナルで,宗谷バスの回数券を購入しました.
回数券は,ネットでほぼ情報が出ていないのですが,宗谷バスのバスターミナルの窓口で購入することができます.11枚つづりの券を10枚分の値段で購入できる一般的な紙の回数券です.券種は,100円,200円,300円などが指定できます.今回は200円の回数券を購入しました.
バスターミナルではPayPayで乗車券を購入することができますが,回数券は現金購入のみとのこと.その場で金額のスタンプを枚数分押すため,購入は時間に余裕を持って行いましょう.

宗谷バスの回数券

今日は宗谷岬まで向かいますが,あいにくバスの接続が悪い.せっかくなので,浜頓別を観光します.

ここから先も同行者と2人だけ.途中から数名乗車されていたかもしれませんが,枝幸から浜頓別まで乗り通す人はいないようです.でも,小型タイプのバスでは走らないんですね.

バスの車内

浜頓別は,クッチャロ湖が有名(?)なところです.バスターミナルから歩いて15ほど.冬には白鳥がいるらしいのですが,夏にいったので,残念ながら見当たりませんでした.湖の近くには水鳥観察館という施設があり,この辺りの生態系について知ることができます.

クッチャロ湖

近くのホテルに併設のレストランでランチ.中華系とカレーがあったのを覚えています.海鮮はまた後で食べられるのでおあずけ.

ランチ

その後,セイコーマートのアイスを食べ,バスの時間を待ちます.公共交通機関だけで行けるところが限られているのが難点ですね.ゆったりとした時間が流れる街だと思いました.

最北端までもう少し

宗谷岬までもう少し.牛も見られるようになってきました.

牛がいる

途中,鬼志別ターミナルに休憩時間が設けられました.下車してターミナルの中に入ることができます.運賃表は,音威子府からのものだったと思いますが,かなり高額になっていますね…

運賃表

雄武に引き続き,ここでも国鉄時代の記録が書かれていました.硬券のきっぷ類が展示されていました.

硬券

当時の運賃表と時刻表もあります.ローカル線の雰囲気ですが,急行があるのが羨ましい.

時刻表と運賃表

休憩を終え,バスは宗谷岬に向かいます.相変わらず海が見えますが,段々と陸地がなだらかになってきました.

宗谷岬

宗谷岬に到着!民宿宗谷岬に荷物を置いて,宗谷丘陵を歩くことにしました.

木々がほとんど無い丘陵地帯で,丘の上には牛がいます.もちろん,エゾシカもあちこちで歩いています.今回は,片道4kmほど歩き,丘陵の真ん中あたりまで行きました.
本当は白い道まで歩きたかったのですが,時間がなかったのでまたの機会に.

宗谷岬の近くを歩くエゾシカ
牛の飼育場があります
丘陵地帯にエゾシカが集まっています

当たり前ですが,行った分だけ戻ってこないといけないので,あまり行き過ぎないように注意が必要ですね.
周りは,車や自転車で走る観光客ばかりでした.

その後,宗谷岬に戻ってきました.夕方の時刻に差し掛かり,観光客はまばらになっていました.

宗谷岬
夕日

宗谷岬周辺の宿泊地は少ないため,稚内市内まで帰る人が多かった印象です.

豪華な夕食

民宿では,宗谷地域名物のタコしゃぶを食べました.タコを鍋に入れて食べます.他のおかずも魚介類ばかりで,満足のいく食事でした.この民宿は1日3組が上限なようなので,早めに予約することをオススメします.

夕食



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