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北海道・道東縦断の旅 1/6【釧路湿原と根室本線の大自然】

2021年の夏,8月14日から5泊6日の北海道旅行の記録です.普段あまり行くことのない,道東・オホーツクを巡りました.
減便や運休の影響で,移動できない経路が出てきていると思います.旅程の参考にされる場合はご注意ください.

旅行のルート


関西を発つ

関空からピーチに乗って,釧路空港へ.関西を含め,本州では,「夏の長雨」と呼ばれる大雨が降っていました.関空に着いた頃には,関西のJRは運休が相次いており,ギリギリ逃げ出すことができました.

飛行機も,低気圧の影響か乱高下が続き,シートベルト着用サインがほぼずっと点いていました.
やや遅れましたが,無事に釧路空港に到着しました.天気は快晴.ちょうどいい涼しさが感じられました.

釧路空港内のタンチョウ

たんちょう釧路空港というくらいなので,タンチョウが展示されていました.

釧路空港内のエゾシカ

あとは,エゾシカも.かなり大きかったです.

この日は根室に宿泊することになっていましたが,根室本線の列車まで時間があっったので,釧路湿原を見に行くことにしました.
バスでは直接行けないので,空港からタクシーに乗車.タンチョウがいるところで減速して,ゆっくり見せてくれた覚えがあります.

釧路湿原展望台

釧路空港からタクシーで15分ほどで釧路市湿原展望台に到着.早速木道を歩いて展望台まで行きました.


展望台の看板


展望台からの眺め

写真に写っている緑の部分が湿原です.実際に見ると,その広さに驚かされます.遠くから見ると普通の草原のようにも見えます.実際には,沼地のようになっているので,近くに歩いて行くのは危ないそうです.

その後,木道の入り口にある建物に入りました.展示コーナーは有料ですが,現地のガイドの方が館内の案内をしてくださいました.
中は,タンチョウの生態や湿原の成り立ちについての展示がメインで,それらについて詳しく解説していただきました.
また,特に印象的だったのが,「釧路はここ最近暑くなった」ということを連呼されていたことです.昔は夏もエアコンが全くいらなかったそうですが,今は必要になる気温になっているそうです.

建物から見た釧路湿原と市街地

建物の屋上からは釧路市街を眺めることができます.奥で煙を出しているのが日本製紙の工場ですが,この数日後に稼働を終了したそうです.ガイドの方が教えてくださいました.今では見ることのできない景色を見られて良かったなと思います.

少しガイドの方と話し込んだあと,釧路駅行きのバスに乗りました.

根室本線の旅

バスで釧路駅到着後,すぐに根室行きの列車が出ます.乗り換え時間なんと12分.バスが渋滞で遅延すると一巻の終わり.しかも,きっぷもまだ購入していません.
幸いにも,窓口は空いていたので,根室までの学割乗車券を購入できました.(最悪18きっぷを使用しても良かった)
学割証に記載の学籍番号を手書きで記載されていた.他では見たことがないので,かなり珍しい.

根室までの学割乗車券

なんとか根室本線の列車に乗車.2時間半越えの長旅です.

道中の車窓は… いい意味で何もない!日本とは思えない大自然の中を駆け抜けます.釧路駅を出てから根室駅まで,主要駅を除くとほぼ人は住んでいないような感じです.
景色に魅了されて,あまり何も撮ってなかったのですが,動画が1本だけありました.こんな感じのところをずっと走っています(動画は逆方向に乗った時のもの).


根室駅に到着する頃には,辺りは暗くなっていました.根室駅で降りた乗客は10名いたかどうかくらい.18きっぷで折り返し乗車して行く人もいました.

根室駅に停車中の列車

気温はなんと13℃!お盆とは思えない寒さ!常に防寒着が必要です.

根室駅の温度計


おまけ:ご飯探し

無事に根室に到着し,宿にチェックインしました.本日の宿は,ねむろエクハシの宿です.別館で,きれいな部屋でした.

その後,寿司を食べようと思い,回転寿司根室花まるに行くと,なんと,混雑のためラストオーダーが終了しているとのこと.

残念でしたが,気を取り直して別の寿司屋に行くことに.イオン根室点に入っている祭囃子というお店になりました.こちらも混んでいましたが,30分弱待って入店.
イオンのテナントということで,あまり期待はしていなかったのですが,食べてみるとめちゃくちゃ美味しい,ネタが大きい.
写真を撮り忘れていたので,お見せできないですが,ぜひ行ってみてください!
2人で4800円.ごちそうさまでした.

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