3行短文詩 Black Lives Matter に寄せて 7編
人種の 違いで 差別を 受けてる
自分に 敏感 それでも わたしは
差別の 加担者 自分の 国では
黒人 差別の 抗議の 叫びに
あふれた 町での 怒りの スピーチ
あなたに わかるか ぼくらの 気持ちが
抗議の 行進 シュプレヒ コールも
大きな 声あげ て願う だけでは
なにも変 わらない 変化は 起きない
たったの 半世 紀前の できごと
共存 の夢を うたった 彼さえ
誰かに 撃ち抜か れて死ん だことは
民権 運動 差別を なくせと
人種が 交わる 社会を 目指して
拡がる 人の輪 垣根を くずして
差別の 問題 みんなの 問題
それでも 奴隷の 祖先が いたこと
「みんな」に わからぬ 歴史の 重さよ
なになら できるか わたしに なにかが
まわりに きずつき れきしに きずつく
あなたの はなしを だまって ただきく
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3行短文 理昭さん 提唱 しめじさん 企画