【詩】 ファンレター 一筆啓上 柴門ふみ様 (3行短文 手紙)
一筆 啓上 柴門 ふみ様
今では 知らない 人など ないほど
知られた 先生 遠くで あこがれ
ヤンマガ 時代の あなたの 作品
あなたの 大学 時代の 作品
マンガ家 志望の 友人 のすすめ
あなたも かかえた 田舎へ の不満
地方で くすぶる 少女の 私に
風穴 みたいな 話と 視点を
はしなく 地元の 大学 進学
都会に 出るのも 志望の ガッコも
かなわず くさった 大学 一年
その時 私は 手紙を したため
自分の 不安を あなたに 送った
私と ちがって 出られた あなたに
ほどなく 一つの ハガキが 届いた
思いも かけない あなたの 返事に
柴門 ふみの名 子豚の イラスト
若かっ た頃の 自分を 想うと
あなたは そうして エールを 書き足す
私の 怒りを 大切 にしろと
それだけ ですべて 解消 はしない
私の 不満は 長らく 続いた
不安や 閉塞 大人に なるまで
あなたの ハガキは ずっとと ってある
あなたが 有名 だからじゃ ないです
私に 時間を とってく れたから
レターを 送った あなたの ファンの子
大事に したから その子は 今でも
感謝を してます はげまさ れてます
絵柄も 好きだが 話が 魅力で
するどい セリフと きわどい 展開
ドキドキ しながら 読んでは 考え
あなたの マンガに であって よかった
あなたの 話は マンガで 読みたい
ドラマに なっても マンガで 読みたい
あなたの 絵柄や コマ割り 空間
ページを めくるの 待てない 気持ちも
全部が 私の 柴門 体験
柴門 ふみ様 この前 テレビで
お見かけ しました すてきな お宅で
ダンナの 話も 笑って 見ました
売れない 頃から いっしょに 仕事し
あなたも 夫も 売れるか どうかは
ニのつぎ だったと 話して ましたね
自分の スキだけ 仕事に してたら
こんなに なるとは 思わな かったと
今でも 書いてる 書きたい からだと
おんなじ 時代に いられて 幸せ
ますます 元気で いらして ください
あなたの 大ファン あきやま やすこ記
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3行短文 理昭さん 会長 しめじさん 顧問