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ハッピーオーラの未来
良いライブを観たことを残しておくいい方法はないかなと思い、何年かぶりにnoteを書いてみることにした。
観たのは、「日向坂ミュージックパレード」という番組の公式ライブ。
これまでも日向坂のライブには何回か行っているが、今回は番組のコンセプトが「架空のカラオケルームで日向坂4期生が往年の名曲をカバーして歌う」という内容であるため、カバーの歌唱がメインで、最後に4期生が日向坂の曲を数曲歌うという構成のライブだった。
とりあえず、高まり切った熱が冷めないうちにつらつらと書いてみる。
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まず、今回のライブが良いライブであった要因として席が良かった。
初めてアリーナ席が当たり、しかもほぼ最前列の中央という場所で、双眼鏡がなくてもメンバーの顔がはっきりと認識できるような席だった。
「メンバーと目が合って、自分に手を振ってもらえている感じがする」というのは、人から聞いたことはあったものの、実際に体験したのはほぼ初めてだった。結構うれしいし、ドキドキした。(こう書いてみると生々しいが、今日はこういうことも残しておく)
ただ一点、この神席における一つの(ぜいたくな)悩みを挙げると、コールの時に困るということ。
いつもモニターに抜かれる人を確認して名前を呼ぶが、モニターを見るよりも実物のほうが近いこの席の場合は、誰が抜かれているのかが確認しづらいのである。
これは一つ、面白い発見だなと感じた。
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次に、佐々木美玲(みーぱん)のソロ歌唱について書いておきたい。
そもそも自分がこのライブを見に行くと決めた理由は、推しであるみーぱんが先輩ゲストとして出演することが大きい。
1月に卒業が発表され、「アイドルのみーぱん」を生で見ることのできる機会はもうわずかである。4期生がメインであるため、出ても数分であるとはわかっていたが、どうしても観に行きたいと思ったのがきっかけだった。
登場したみーぱんはいつもの調子で明るく、さながらコメディエンヌといった振る舞いをしていたが、歌唱曲は「空と君のあいだに」というどちらかと言えばシリアスな曲であり、どんな感じになるのだろうかと思っていた。
曲振りを受け、準備に向かうみーぱん。
位置につくと観客に背を向け2,3度軽くジャンプ。
そして振りかえると、雰囲気が一変した。
そこからの数分間は、とにかく目が離せなかった。どこか懐かしいと感じたのは「期待していない自分」で見た圧倒的主人公のオーラを放つみーぱんの姿を思い出したからかもしれない。
歌、間奏のダンス、すべてが圧巻だった。
この瞬間に立ち会えてよかったと、心から思った。
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ライブはあっという間に最終盤を迎えた。
4期生といえば「見たこともない魔物」をやらずには終われない。
でもそれをやるということは、楽しいライブが終わるということ、そして今回のライブは「日向坂ミュージックパレード」という番組が終わってしまうということを意味していた。
個人的には、最後の最後で番組の継続が発表されることを期待していたが、何事もなくライブは終了してしまった。
毎週この番組を楽しみにしていた自分としては、終わってしまうのが本当に残念だと感じる。
MCの3時のヒロインには感謝しかない、今日のライブでも4期生との関係が本当にいいんだろうなと感じさせられる部分が多々あり、見ているこちらも幸せにさせてもらった。
この番組が復活する際には、また同じメンバーで見たいと切に思う。
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タイトルの「ハッピーオーラの未来」に触れると、今回のライブで4期生の「強さ」を再認識した。
先輩メンバーがいないライブでも、いつもと遜色ない、むしろいつもよりも熱気を持ったライブを観れたと思う。
正直なところ、日向坂はこれから大丈夫なのだろうかとか勝手な心配をしていたが、そんなことはなかった。ごめんなさい。
これからも未来は明るいと胸を張って言いたい。
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最後にこれは届くかわからないが、一言。
良いライブを観させてくれて、本当にありがとうございました。